7時台は、年越しそばのための天ぷらを揚げながら。
クックパッドのここを見ながら、エビや野菜を揚げたり。
菜の花が、意外に美味しく揚がって満足。
話を元に戻して、紅白歌合戦。
全体的に、80年代の香りがする構成でした。
私にとっては、80年代は、ドストライクとまではいかないのですが
(小室サウンドを聞いて育ったので)
演歌で固められるよりは、親しみが持てました。
その中で、わざわざブログに書きたいと思ったのは、
小林幸子が歌った「千本桜」です。80年代じゃないですけれど。
各社も気合を入れて速報記事にしてますね。例えばこちら。
小林幸子の衣装(装置)に、ニコニコ動画のコメントが流れ出したときは
笑ってしまいましたが、そこで終わらず、NHKの画面自体にも、
コメントが流れるというインパクトの強さが光っていました。
事務所とのトラブルで、芸能界から締め出された彼女が、
なりふりかまわずコミケに乗り出すなど、オタクからの支持を集め、
紅白への復帰を果たす。
そのドラマティックな背景があるからこそ、紅白の演出も説得力を
持っていました。
演出方法には、「行き過ぎだ」という声も含めて、賛否両論あるでしょう。
しかし、否定意見に妥協することなく、ニコニコ動画とのコラボを
貫いたことで、小林幸子を強く支持する声(「信者」と呼び変えてもよい)
を集めることができるのです。
私は今まで、小林幸子は、毎年ただ衣装を大きくし続けるだけの人だと
思っていました。
しかし、今回の演出を見て、考えが変わりました。
オタクという、世間に比べれば小規模な存在を味方につけて、
突破を図ることができる、強い意志を持った人なんだと認識しました。
今回の紅白では、小林幸子は、正式な出演者ではなく、特別枠での出場
とされていましたが、実際の放送を見ると、まったくそんなことを
思わない、力強さが感じられたのでした。
ではでは。