少し前に日曜美術館で、鶴田真由さんが、閉館まぎわの鎌倉館を
おとずれるという企画をやっていました。
そのとき、建物の前に広がる池が、日の光を反射して、
ピロティ―の天井部分に反射するさまが、映っていました。
鶴田さんが、その光の動きにものすごく興奮していたのですが、
そのことが私の印象にも残って、
閉館までには一度は行ってみたいと思っていました。
展覧会の内容は、鎌倉館が所蔵している作品を中心に、
わりと、まぜこぜに並んでいる感じです。
作品どうしの間隔もちょっとせまくて、そのうえ、来ている人も
多いし、せわしない。
なんだか、「のみの市」みたいなにぎわいでした。
閉館まぎわのイベントとしては、これもありかなと。
普通の展覧会では、カメラを出す人なんていないものです。
でも、今日は、建物の模型を写真におさめようとして、
係員に注意される人をみかけるなど、
「非日常の美術館」であることが強く感じられました。
作品自体は、私にとって、心をつかまれるものはあまり
なかったです。
いっしょに行った妻は、野見山暁治氏の「ノルマンディの子供」
という作品が気に入ったようです。
そして、建物の外に出ると、こんな風景が広がっていました。
あいにく、くもり空だったので、水のきらめきは感じられませんでした。
それでも、この景色が目に飛び込んできた瞬間に、息をのむ
それだけ印象深いものでした。
せっかく鎌倉まで来たのだからということで、鎌倉別館まで
足を伸ばします。
「さかぎしよしおう」という人の、ビーズ状のつぶつぶを並べて
形作っている作品が面白い。
家に帰ってから公式サイトをのぞいてみました。
美術館めぐりの後は、歐林洞でのお茶になります。
店のおすすめは紅茶だったので、それにしたがって、紅茶にして
みました。
ストレートで飲むと少し苦みを感じますが、
砂糖も入れて、ケーキといっしょにいただくと、まったく問題なし。
ケーキはフランス栗のモンブランを選びましたが、
濃厚な風味と、さくさくした土台の食感がバランスよく、
至福のひとときを過ごすことができました。
帰りは、玄関先まで見送ってくれるというサービスに感動しつつ
鎌倉を後にしたのでした。
みました。
ストレートで飲むと少し苦みを感じますが、
砂糖も入れて、ケーキといっしょにいただくと、まったく問題なし。
ケーキはフランス栗のモンブランを選びましたが、
濃厚な風味と、さくさくした土台の食感がバランスよく、
至福のひとときを過ごすことができました。
帰りは、玄関先まで見送ってくれるというサービスに感動しつつ
鎌倉を後にしたのでした。