2016/04/29

日銀の逆サプライズ

4月28日付で、日銀から、「当面の金融政策運営について」が発表されました。
ようは、今までの金融政策方針を変えないということ。

今までの政策では、ほとんど物価が上昇していないのに、同じ政策を続けるわけです。それにもかかわらず、「いずれ物価が2%上昇するようになる」と言い続けている。わけのわからないことになりました。

ここ2週間ほど、円安株高の傾向が続いていましたが、この発表のせいで、円高株安に逆戻りです。

先日、サプライズになるはずだったマイナス金利が、まったく効果を上げずにさんざんな不評でした。ですから、日銀も、サプライズ的な発表は、もう止めたのでしょう。


私としては、金融政策・財政政策では、根本的な解決にはならない。新しい産業が成長しなければ、需要は伸びず、物価が継続的に上昇することもない、と考えています。

そこで、これからは、バイオ(新しい薬を創る)産業が伸びるのではないか、と予想します。ただし、オンコラセピーという銘柄選びは、今のところ残念な結果になっています。

そーせいとグリーンペプタイドの輝かしい実績を、見上げる毎日が続いているのでした。