2016/05/04

ふるカフェ系 ハルさんの休日「東京都 青梅」

この番組を見はじめて4回目、やっと、私でも何とか行けそうな場所が取り上げられました。

東京都は、青梅市。今までは、奥多摩へ登山へ行くときに通過するだけで、駅を降りたことはありませんが。最近、パワースポットとして人気を集めているそうです。

町中に並ぶのは、レトロな映画宣伝看板。そんな町中を抜けてたどり着くのが、今回紹介する繭蔵(まゆぐら)。住所は、青梅市西分町3丁目127。

建物の外壁は、大谷石でできています。

内装は、あまり間仕切りのない感じで、広々とした空間が広がります。
玄関に敷かれているのは、1枚づつ焼いて作られた色とりどりのタイル。
上を見上げると、茶色く重厚な梁(はり)が空間にメリハリを生み出しているのです。

2階の天井は、洋小屋組。

メニューには、野菜をふんだんに使ったものが並びます。
番組で取り上げたのは、ブラックベリースムージー。私が葉山のカフェに行った時も、ベリーのスムージーがあったし、今のブームなんですね。

青梅という地名からは、多くの梅の木が並んでいる様子を想像します。ですが、プラムボックスウイルスという梅の伝染病が大流行したために、3万本あった梅が全部切られてしまったそうです。そこで、野菜を植えて町おこしをしているとか。

コースターに使われているのは、青梅夜具地(おうめ・やぐじ)という布です。夜具地とは、ようするに、布団の綿のカバー。半世紀前の青梅では、その生産が盛んで町も大いに活気があったのです。その記憶を今に伝えるものとして、コースターとして使われています。

青梅の街にも、こんなにもいろいろな歴史があると知って、興味がかきたてられました。


次回は、横浜の郊外にある平屋のカフェを訪ねます。記事はこちら