そのカフェは、横浜市の中山にありました。
坂を上がったところにある「753cafe」(横浜市緑区中山町21−10)
大きい窓からは、部屋の中までたっぷり日差しが入り、部屋の中にいてもまるで外にいるような開放感を味わうことができます。
お店のメニューで、まず紹介するのは、新鮮な自家製野菜を使って作る「水キムチのドリンク」。水キムチとは、唐辛子を使っていない辛くないキムチです。
中山は、緑地の面積が大きく、家庭菜園も盛んだとか。「753cafe」では、自家製の野菜をいただくことができます。
中山周辺は1960年代に多くの一軒家が建てられたのですが、1990年代には、手放す人が増え、空き家が目立つようになったのです。今の大家さんは、そのような家を無くすのは惜しいと思って建物を買い取りました。「753cafe」は、そんな建物にオープンしました。
緑区というだけあって、豊かな自然を街づくりに生かしている場所なんだな、という印象を持ちました。