私にとっても、おじ・おばが住んでいたので、幼いころから何度となく訪れた思い出深い場所です。ついこの前のゴールデンウィークにも、益子の陶器市に行ってきました。
今日おとずれたのは、築90年の納屋を改装した「ふるカフェ」です。お店の名前は、「納屋珈琲 ひなた」。住所は、芳賀郡益子町前沢949−1。
納屋といえば、物置というイメージがありますが、お店の中はかなり広々としています。
コーヒーカップは、もちろん益子焼。
店のオーナーである高橋美智子さんから、店を開くにいたった熱い思いを聴くことができました。バリバリの益子弁で、懐かしい気分になります。
息子の奥さんといっしょに、店を切り盛りしています。
益子といえばタバコ。30年近く前には、電車の窓から、畑に植えられているたくさんのタバコの葉を目にすることができました。この納屋は、もともとタバコの葉を乾燥するために使われていたものです。
この喫茶店の売りは、新鮮な卵を使ったメニューです。地元の養鶏場でとれた卵を使ったフレンチトースト、おいしそうでした。
益子焼の歴史は160年ほど。ほかの地域に比べると、陶芸の歴史は浅いです。
日用品として、地味に作られていた益子焼の名前を広めたのは、濱田庄司という天才陶芸家です。