なぜなら、使用済みの土は、次のような欠点があるからです。
- 排水性・通気性が悪い
- 酸性に傾いている
- 微生物が減っている
1.雑草・枯れ枝を取りのぞく
特に、雑草は、再生しやすく、土の栄養分をとってしまうので、ていねいに取りのぞきます。そして、シートの上に鉢をひっくり返して、鉢底の石や古い根を取りのぞきます。
2.きれいにした土を乾かす
新聞紙の上にうすく広げて、2~3日間、日に当てると良いそうです。そうすることで、土がさらさらになり、肥料のききも良くなります。水はけも良くなりそうです。このとき、細かい根もとっておきましょう。
3.土のブレンド
ここが最大のポイント。
一度使った土は、粒が細かくなり、水が通りにくくなるので、粗い土を入れてあげます。
小粒の赤玉土や、荒めの腐葉土を使いましょう。腐葉土を加えることで、微生物が活発に働き、土が柔らかくなります。
ブレンドの割合は、次のようになります。
- 古い土……5
- 腐葉土……3
- 赤玉土……2
有機石灰を加えて、酸性の土を弱酸性にします。弱酸性の土が、植物の生育に適しています。
- 有機石灰……1リットルあたり3~5グラム
- 緩効性肥料……1リットルあたり5グラム
以上を均一に混ぜたら、完成です。
祖母が元気な時、よく土を混ぜ混ぜしていたのを思い出し、思わずメモしてしまいました。