大人になってからは、特に気にすることもなかった花です。
そんなたんぽぽに、わが子が夢中です。
花を見つけては足を止め、また歩いて、花を見つけては足を止め。
ほほえましくもあり、時には、「もう少し早く歩いて欲しいな」といらだつこともあり。
神代植物公園に行った時も、見事なツツジには目もくれず、タンポポを抜いて回っていました。
そういう子どもを見ていると、タンポポの生態にも興味が出てきます。
タンポポの花は、朝方開いて、夕方に閉じていることが多いです。
ただ、どうしてそうなっているのか、日の光を感じて花が開くのか。ネットの記事を見た限りでは、よくわかりませんでした。
NHKのサイトでは、明るくすると開き、暗くすると閉じると書いてある。
お天気の森田さんのサイトでは、日照・気温・花の年齢(咲き始めて何日目か)などいろいろな要素が影響すると書いてある。
とあるブログでは、花を開いた10時間後に花が閉じると書いてある。
すごく身近なのに、花が開くメカニズムも良くわからない不思議。
タンポポが綿毛になる動画でも見て、一息入れます。
なぜ、タンポポについて書こうと思ったのかというと、「綿毛は朝より昼間の方がよく見かける」と妻から聞かされたのがきっかけです。
調べれば答えはすぐ見つかるだろうと思ったのですが、分かりませんでした。
昼間の方が、日の光で気温が上がり、上昇気流が発生しやすいと考えられます。タンポポは、その上昇気流が起こりやすい時間帯を狙って綿毛が開く、そんな仕組みになっているのではないでしょうか。