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2018/06/23

おかあさんといっしょで「大きな古時計」が流れた日

「おかあさんといっしょ」といえば、  朝8時からEテレで放送している子ども向けの長寿番組です。歌あり人形劇あり、私も子どもの頃はよく見ていました。

わが家でも、子どもが好んで見ています。

朝の連ドラ「ひよっこ」を序盤で見るのをやめて、「おかあさんといっしょ」を見るようになりました。それから考えると、もう1年以上は見ているはずです。

その「おかあさんといっしょ」で「大きな古時計」の歌が流れました。すると、画面に釘付けになる子ども。

わが子は、もともと歌のコーナーが好きなのですが、クギ付けになっている感じがいつも以上で、ただ事ではない。

私が身支度をしながら、その様子を眺めていました。横目で見る感じでしたが、画面に吸い込まれるように見ているさまが伝わってきました。

帰って妻から話を聞くと、「大きな古時計」の歌をせがまれて、1時間くらい歌ってあげたとのこと。それを聞いて、やっぱり気に入ったのかと思ったのでした。


「大きな古時計」の歌詞は、「100歳生きたおじいさんが天国に旅立った後、時計も止まってしまった」というものです。
ヘンリー・クレー・ワーク氏によって、1876年に発表され、アメリカで楽譜が100万部以上売れたらしい。現在よく知られている日本語の歌詞は、1962年にNHKのテレビ番組『みんなのうた』で、保富康午の訳詞によって「大きな古時計」として放送されたもの。(Wikipedia)
子どもが、どこまで内容を理解したのかはわかりませんが、何かを感じて心が動いたのは間違いない。

今回のできごとで、「悲しい」という感情がわかる土台が、子どもの中にできているのかなと思いました。

今までは、悲しい話の絵本を読み聞かせることはありませんでした。また、読んであげても、意味がわからないのではないかと思っていました。

でも、これからは悲しい話の絵本も読み聞かせてみよう、と考えるようになったのです。

2018/06/09

ロスパペロテスという店で、ある絵本に出会った話

代々木上原の駅ちかくに、ロスパペロテスという古本屋があります。

はじめは、時間をつぶすためにふらっと立ち寄ってみました。入り口には、あまり特徴のない、どこにでもありそうな本が並んでいます。

そこから店の中へ、ベビーカーがやっと通れるくらいのせまい通路を入ってみます。すると、宝の山のような英語の絵本がありました。

代々木上原みたいにおしゃれな店が並ぶ町で、英語の絵本を選ぶと、少し気持ちよくなる。そんなふうに思いながら、本を探してみます。

どんな本がいいか。単語の数があまり多くなくて、絵がきれいで、読んでいて親も楽しめそうな本がいいなぁと思います。

そうして見つけたのが、"Rain Rain Rivers" でした。

調べてみると、「よあけ」というタイトルが日本でも有名な作家「ユリー・シュルヴィッツ」氏が書いた本です。

雨がふって、その雨はどうなる?、雨のときはどうやって遊ぶ? といった内容の本です。特に感じたのは、銅版画のような細い線で描かれた、きめ細かな挿し絵が美しいということ。

とても欲しくなりました。・・・が、値段を見ると2,500円。

定価はその半額ほどです。古い出版年でしたから、初版かそれに近い貴重なものなのかもしれません。

ウンウンうなりそうなほど迷いましたが、結局買いませんでした。でも、楽しい体験をすることができたのは間違いない。

本屋の後は、代々木公園で寝転がりながらコーヒーを飲み、良い休日となりました。帰ろうとすると子どもが大泣きするのは、いつものパターン。


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2018/05/19

子どもが、ごめんなさいという言葉をおぼえるまで

そろそろ2歳になろとするわが子。 公園で水遊びをしていたら、少し年上の男の子に水をかけてしまい、すると、逆に水をかけ返されてしまいました。

その男の子のお母さんが、「水をかけてはだめよ。ごめんなさいをしなさいね」というと、男の子はごめんなさいをしたのです。

それを見ていたわが子は、小さい声で「ごめんなさい」と何回かつぶやきました。 

しばらくして、家にかえってきました。家の中で、わが子は、口に入れたものをわざと吐き出してしまいます。 

妻が、わざと食べ物吐き出したらだめだよ、と伝えると、「ごめんなさい」と言えたのでした。

物の名前や動物の名前は、絵本で覚えることができます。でも、コミュニケーションをとるためのあいさつ言葉は、こうやって実際の会話の中でおぼえていくのだなと、改めて感じました。

2018/04/30

英語の絵本の読み聞かせを始めてみた

そんなことがありました。
「ももたろう」のような長い話も読み聞かせできるようになり、読み手の親としても、少し目先を変えたくなったのです。

でも、1回受け入れられなかっただけであきらめてしまうのはもったいないです。ダメもとで、うまくいけばラッキーと思い、子どもの目につくように、ばらばらと絵本を並べて置いておきました。
すると、、、
このように、とっかかりはうまく行きました。

でも、親は日常生活で英語がスラスラ話せるわけではありません。そうすると、おぼえた単語を生活にあてはめながら自分の身につけさせる、ということは難しそうです。

絵本という枠の中で、どこまで言葉を伝えられるか、いろいろと試してみたいと考えています。

2018/04/24

2人目の子どもを考えるかどうか、それが問題だ

夫婦の間で、浮かんでは消え、浮かんでは消える2人目の問題。妻が専業の場合でも、あまり大変さは変わらなさそうです。

2人目を生むかどうか考えるポイントは、まず、夫婦の年齢でしょう。2人目を生み・育てる体力が残っているかどうか。

そして、平日も含め、子育てに夫の協力が得られるかが重要です。

お金の問題は、たぶんどうにかなるのでしょう。

自分たちに置きかえて考えると、夫婦の年齢を考えると、そろそろギリギリです。ただ、子どもに手がかかっている現状を考えると、なかなか踏み切れません。

私自身は、少し前は、2人目欲しいなと思っていましたが、今はどっちでも良い気分。目の前のわが子に集中しています。

子どもが自分で遊んでいるのをじっと見守ったり、読み聞かせをしたり、かかわる中で、成長を見届ける楽しみがあります。1人分、この楽しみを感じることができればそれで十分な気がします。

2018/04/18

空前のたんぽぽブームが来ている

春真っ盛りです。たんぽぽが咲き誇っています。

大人になってからは、特に気にすることもなかった花です。

そんなたんぽぽに、わが子が夢中です。

花を見つけては足を止め、また歩いて、花を見つけては足を止め。

ほほえましくもあり、時には、「もう少し早く歩いて欲しいな」といらだつこともあり。

神代植物公園に行った時も、見事なツツジには目もくれず、タンポポを抜いて回っていました。

そういう子どもを見ていると、タンポポの生態にも興味が出てきます。

タンポポの花は、朝方開いて、夕方に閉じていることが多いです。
ただ、どうしてそうなっているのか、日の光を感じて花が開くのか。ネットの記事を見た限りでは、よくわかりませんでした。

NHKのサイトでは、明るくすると開き、暗くすると閉じると書いてある。
お天気の森田さんのサイトでは、日照・気温・花の年齢(咲き始めて何日目か)などいろいろな要素が影響すると書いてある。
とあるブログでは、花を開いた10時間後に花が閉じると書いてある。

すごく身近なのに、花が開くメカニズムも良くわからない不思議。

タンポポが綿毛になる動画でも見て、一息入れます。

なぜ、タンポポについて書こうと思ったのかというと、「綿毛は朝より昼間の方がよく見かける」と妻から聞かされたのがきっかけです。

調べれば答えはすぐ見つかるだろうと思ったのですが、分かりませんでした。

昼間の方が、日の光で気温が上がり、上昇気流が発生しやすいと考えられます。タンポポは、その上昇気流が起こりやすい時間帯を狙って綿毛が開く、そんな仕組みになっているのではないでしょうか。

2018/04/16

電動自転車を買う前に調べてわかった。子どもを乗せる場合の4つのポイント

子どもがそろそろ2歳に近づいて、ベビーカーだけでは限界を感じてきます。

そもそも、ベビーカーに乗って欲しいときに子どもが乗ってくれるとは限らないです。また、暖かくなって、より遠いところに出かけたくなります。

そこで、電動自転車を買おうと思い、いろいろ調べてみました。

参考にしたのは、このサイトです。

ただ、一番参考になったのは、実際に使っているきょうだいの意見でした。6歳と2歳の子がいるので、自転車が大活躍しています。

自転車の選び方について、次の4つのポイントがあります。

1. 値段について

まずは、値段ですが、各メーカーが出しているところで、だいたい12万円台の物を買えば、間違いはなさそう。

2. 子どもを前に乗せるか後ろに乗せるか

自転車は、子どもを前に乗せるタイプと後ろに乗せるタイプがあります。

フロントにチャイルドシートがあるスタイルは4歳未満で体重15kgまで、リアのほうは6歳未満で体重22kgまでと決められているとのこと。

ですから、子どもを1人しか持たない予定のわが家では、リアだけに乗せられれば十分となります。

3. タイヤの大きさについて

そして、タイヤサイズですが、身長が150センチメートル台くらいの場合は、小さめのタイヤが良いそうです。

タイヤが大きいと、スピードが出るけれど、バランスが悪くなる。
タイヤが小さいと、スピードは遅いけれど、安定して走れる。

そんな関係になっています。スピードを多少犠牲にしても、安定を取った方が、使い勝手が良いのです。

4. 盗難防止について

少し心配になるのが、盗難をどう防ぐかです。12万円という値段を考えると、厳重に管理したいところです。

ただし、電動自転車は鍵がついていないとなかなか動かせないらしい。なので、普通に鍵をかけるだけで十分だと感じました。わざわざ家の中に持っていくということまでは、不要なのかなと。

この点については、みなさん考え方が違うでしょうから、それぞれ自分に合った防犯対策をとるのが良いと思います。

2018/04/10

子どものほんのささやかなことでも、親は気をもむもの

この前、日曜日ということもあって、私と子どもの2人で公園の中を散歩していました。すると、前の方から、見知らぬ子が歩いてきます。

年は、1歳を過ぎたあたりでしょうか。わが子よりだいぶ小さいですが、「遊ぼうよ~」という感じで、やってきます。

ほとんど反応しないわが子に、「こんにちは、だよ」と呼び掛けてみます。それでも、あいかわらず固まったまま。

やってきた子は、何とか交流をはかろうとします。でも、変化はない。その子も、あきらめて行ってしまいました。

その後は、何事もなかったかのように歩き出しました。

レゴや積み木遊び、お絵かき、読み聞かせが大好きで、同年齢の中でもかなり体格が良く、ほとんど病気もしない。少しのいたずらを除いて、親としては、とても育てやすいと感じます。

それでも、友だちとコミュニケーションをとることがうまくないので、やきもきしてしまいます。

妻からも、同じような話を聞きました。ですから、これは、子どもの性格なんだろうなと考えています。

自分も、人付き合いは苦手です。それでも、どうにかこうにか社会の中で生きています。それを考えると、人付き合いが苦手なままでも何とかなるだろうとも思います。また、大きくなれば性格も変わるかもしれないですし。

もうすぐ2歳のわが子を前にして、感じました。ささやかなことでも、子どもの成長を心配してしまうのが、親心なのだなあと。

2018/03/27

写真にも残らない子どもの笑顔を心に刻む

少し大げさなタイトルをつけてしまいましたが、心に残った出来事があったので書いてみます。

妻が歯医者に通っているため、土曜日は、自分と子どもの2人で買い物に行くことが良くあります。

子どもはまだ2歳にならないので、店の中を自由に歩き回るよりは、カートやベビーカーで移動することの方が多いです。

先日の土曜も、そんなふうに、近所のスーパーで子どもをベビーカーに乗せて買い物をしていました。我が子は、いちごが大大好物で、いちごを切らすと不満顔をします。

ちょうど、冷蔵庫からいちごが無くなっていたので、いちごを買おうとしました。「いちご食べる?」と子どもに聞いて、450円のいちごのパックを手に取りました。そのときの我が子の笑顔は、まじりっけなしの笑顔でした。

単語はぽつぽつと話せるようになりましたが、まとまった会話はまだできない子どもです。それでも、その表情は心からの喜びを語っていました。

もう少ししたらおしゃべりできるようになるだろうし、そうしたら表情だけを純粋に感じる機会も減るんだろうな、と思いつつ。そんなささやかな瞬間に、子どもとコミュニケーションをとれた喜びを感じたのでした。

2018/03/22

積み木遊びで感じる子どもの成長

今日は、ここ川口でも、一日中雨降りでした。昼過ぎには雨が雪に変わったりして、外出には不向きな天気。

おまけに、私が、昨晩は久しぶりに日付が変わるまで遊び歩いてしまい、ぐったりしていました。

そういうわけで、自然ときょうは家の中に引きこもって、子どもと過ごしていたのです。

そして、いつもは読み聞かせが多めなのですが、今日は積み木遊びに夢中でした。

まさに夢中ということばがピッタリ。普段は親が自分の方を見ていないと気に入らず、自分の方に注意を向けさせる動きをします。でも、今日は親などお構いなしに、自分の世界に入って遊んでいました。

そんな中で生まれた、新しい積み木の並べ方。今までは、積み木を自分の目の高さまで、下から上に1列にどんどん積み上げるだけでした。

それが今日は、横に並べることを発見したようです。おまけに、どんな色を並べているかということも気にしていました。


この後には、積み木を2列並べて積み上げることもしていました。今日は、積み木遊びの幅が一気に広がった日なのでした。

子どもは、毎日同じことを繰り返しているように見えるけれど、その積み重ねの上に新しい発見をするのだと知りました。そして、新しい発見をした後には、一気に行動の幅が広がるのだなと感じました。

2018/03/17

絶賛子育てサボり中

相変わらず、残業が続いています。帰宅は、夜の9時過ぎになる日が、週に3回ほど。

当然ながら、子どもは先に寝ています。

晩ご飯だけ食べて、子どもの面倒は見ずに寝るのは気楽な面もあります。
子どもの相手をすると、ウンザリと思うことも良くあるからです。自分が疲れているときは、特に感じます。

でもやっぱり、寝かしつけもしないまま、一日が終わってしまうのは、さびしいものです。

声を聴いて、かわいい顔を見て。布団の中でゴロゴロ転がって、体の上にのしかかる重みを感じて。そうやって初めて、ちゃんと一日が終わる気がします。

「今日は、『貸して』という言葉を言えるようになったよ」など、妻から育児話を聞いて、慰めています。

5日のうち3日、夜に一緒に過ごさないだけでこんな気持ちになってしまいます。毎日深夜まで残業になったら、どうだろう。世の中には、そんな大変なお父さんも大勢いると聞きます。

仕事はほどほどにして、子どもの可愛い時期を楽しまないと損です。

2018/03/10

ワンオペで悩む妻にどう向き合うべきか

今週は、毎日残業続きで、帰宅時間は8時とか9時でした。

今日も、早く帰るつもりだったのに、残業の必要に迫られてしまいました。

急いで8時半に帰って、何とか子どもを寝かし付けます。「つみきでとんとん」という絵本を5回読むなどして、ようやく寝かせることができました。

満足して夕食を食べましたが、妻は浮かない顔をしています。

子どもがご飯を食べなかったり、言うことをきかないので、つい怒ってしまったと落ち込んでいました。

私が早く帰れば良かったわけだけれども、3月はなかなかそうもいかず。
大変だったね、などという言葉は慰めにもならなそうです。

土日の間で、どうにかしなければ、というところです。

(追記)
私が、5時台とかに早出して、6時台に早帰りする方法もあったわけですが。
話し合った結果、結局は、現在の生活パターンを続けるというところに落ち着きました。

2018/03/07

断乳をして、子育てを少し楽にしてみよう

先日、断乳がうまくいったので、そのことについて書いてみたいと思います。

という出だしを書いてから、はや半年がたってしまいました。
断乳してから半年もたったのかと思うと、しみじみとなります。

今となっては、授乳していたなんて遠い遠い過去の話だとさえ感じます。

1. 断乳のタイミング

断乳は、親がそうしたいと思ったときにするものです。最近では、卒乳などといって、子どもが母乳に飽きるのを待つこともあるようです。

しかし、そんなのんびりしたことを言っていられない場合もあるのです。
子どもに噛みグセがあって、痛くてたまらないとか、真夜中でも何度も起きて泣き出すとか。

そういうときは、思い切って断乳をするべきです。まず優先すべきなのは、親の睡眠・親の元気。

帰省など、長期の旅行を予定してるのであれば、その前に断乳するのもおすすめです。

2. 断乳の方法

断乳の方法で、一番良いのは、放置です。泣いてもなんでも、そのまま放っておく。もちろん、明らかに体の不調を訴えて泣いているようなときは、ケアすべきですけれど。

親としても、放置するのは心苦しくて、少ししんどいです。でも、ここで1週間も我慢すれば、天国のような別世界が待っています。

3. 断乳のメリット

断乳は、メリットがいっぱいあります。
何より、真夜中に、しょっちゅう起こされる、といったことが無くなります。ずっと寝ていてくれて、感激します。親にとっても睡眠は大事です。

そして、外出がしやすくなります。授乳服を着たり、授乳室を探したり、どうしようもないときは人目を避けて授乳したり、そういったことをする必要が、まったくなくなります。

断乳して初めて、こういったことが外出の負担になっていたな、と思い知らされます。

気軽に家族で出かけることができ、みんなハッピーです。
以上、断乳のすすめでした。

もちろん、子どもが活発に動き回るようになると、別の意味で外出が大変になるのですが、それは別のお話。

2018/03/04

優しい気持ちに感謝した、ひな祭りの日

きょうは、ひな祭りでした。

ひな祭りについて調べてみると、元禄時代(1688-1704)のころから、イベントとして認識されたようだということが分かったり。

鴻巣も人形のまちということをアピールしていることを知ったり。(岩槻が人形のまちである、ということは知っていて、見に行ったこともあるのですが。)

そういったことは、ひとまず脇に置いて。

夕方、川口駅のホームに降り立って、ぐずる子どもを左脇に抱えながら、右手にベビーカーを持って階段を上っていました。

その時、60代くらいの男性が、「階段の上までベビーカーを持ってあげるよ」といって手伝ってくれたのでした。

本屋で子どもが泣いてしまったときに、それくらいの年代の男性から、「うるさいよ」ということを言われた。その時ひどく腹が立った、という話を妻から聞いたことがあるので、

予想外の親切な心づかいに、とてもとても感謝したのでした。
ひな祭りの日にふさわしいエピソード。自分もいつかは、そういう振る舞いをしたいなと思うのです。

2018/02/26

1歳半を過ぎたら、子どもの興味に答えてあげよう

最近は、子育てを振り返る気持ちが出てきました。

面倒を見ることに余裕がある、というわけではないです。
例えば、今日も、渋谷に遠出しようと思っていたけれど、電車での移動の大変さを考えて、止めにしたり。午前中も、寝そべりながら読み聞かせをしていたり。

そんな状況ですが、子どもの成長を実感する出来事が続いていて、喜びを感じます。

振り返ると、離乳食を始めた少しあとくらいまでは、こわれものを扱うような気持でした。昼夜を問わず気にかける必要があり、それこそ「明日、目を覚まさなかったらどうしよう」と思ったこともあります。

それが、立ち出し、歩き出し、どんどん行動範囲が広がるにつれて、子どもの興味もふくらんできます。

親としては、そのことを受け止めて、しっかりと興味にこたえてあげるべきでしょう。

何が興味の対象なのかは、子どもによってまったく違うのだと思います。

わが子は、読み聞かせと電車です。外遊びは、いまいち乗り気ではないよう。

テレビは朝・夕の最小限にしています。そして、次から次に出される「読んで」という要求にこたえてあげているところです。もちろん平日は、妻のおかげなのですが。

読み聞かせ始めは、あまり反応もなく、やきもきしていました。我慢して続けていたところ、ぽつぽつ単語を言うようになり、最近では、言える言葉の数がどんどん増えてきました。

子どもの興味に答えてあげること自体は、親にとって退屈で、面倒なことです。しかし、興味に答えてあげることで生まれる、親子のコミュニケーションと、子の成長を見る喜びは、そのマイナス面を大きく上回るものだと感じます。

2018/02/18

子育ては趣味ではなく、使命です

このツイートが話題になっていました。子育てネタの盛り上がりが気になる、今日この頃です。

3000万円の内訳は、詳しいところはわかりません。本当に3000万円必要なのかは別として、確かに、かなりの金額がかかるのは間違いないでしょう。

この手の話を聞くと、昔のことを思い出します。

私が中学校の頃、30年近く前の話です。歴史の先生が、「娘が大学に行っているので、お金がかかるんだよ。金食い虫だね」という話を良くしていました。この話をする先生は、楽しそうだった記憶があります。

子どもにお金がかかるということは、昔から言われていることです。

子育てを、趣味として考え、お金が損か得かで判断するならば、「貧乏人が手を出していい趣味じゃない。」と言えるでしょう。

でも、私は、子育ては趣味だとは考えません。社会人として、今まで特に大したことをしてこなかった自分が、大切な役割を果たすことができる場面。それが子育てだと考えます。

まとめると、子育ては楽しすぎるので、「趣味だ」とか言っていないで、使命としてぜひやるべきです。

午前中が暖かかったせいで、薄着で午後出かけたら、子どもが鼻水を出してしまいました。2月中は気を抜かず、寒さ対策が欠かせないと反省し、親として成長することができたのでした。





2018/02/15

子育ては単純じゃない

 少し前、「あたし おかあさんだから」という歌の歌詞が、話題を集めていました。

 歌詞の全文は、このページにあるとおりです。

 歌詞を見ていくと、子育てで良くあるエピソードが並んでいます。

  • 早起きをする
  • 子どもが興味をもつ遊びにつきあってあげる 
  • 服も食べ物も子どもにあわせたものばかり などなど
ひとつひとつは、子育ての悩みとして良くあることです。
 でも、「〇〇しなければならない」という「お母さんの義務」として読み替えるとどうでしょう。だんだん追い込まれていく気分になります。

 「あたし おかあさんだから」という言い方は、「お母さんだから〇〇しなければならない」というニュアンスを含んでいるといえるのです。

 ふつうの歌ならば、「でもお母さんは素晴らしい」というエピソードを盛り込むはずです。例えば、こんなツイートがありました。


 私も、この記事を読んで、うるっときてしまいました。
 でも、「かけがえのない、我が子と過ごすひとときを大切にしたい」などという感傷にひたっていられるのも一瞬です。
 日常が容赦なく襲ってくるのです。

 生まれたばかりのころは、授乳とオムツの交換で振り回され
 1歳ころになれば、歩き出し、動きも活発になり、何を言っているか分からないし
 1歳半ともなれば、重くて抱きかかえるのもやっとだし、不満があると大泣きして手を付けられないし。
 大きくなれば、また違った悩みを抱えるのでしょう。

 しかし、子どもが、きのうまでできていなかったことが、できるようになれば、それだけでうれしいものです。今は、次々と新しい単語を言えるようになり、そのたびに「おっ、言えたな!」と喜ぶ毎日。日々、愛らしくなっていくのも、単純にうれしいものです。

 そんな、目の前のわが子に、振り回され、驚き、愛しながら、今日も子育てをするのです。
 
 

 

2016/11/09

赤ちゃんが、初めて、年の近い子どもと心を通わせた話@恵比寿にて

先日、日曜美術館を見て、その足で山種美術館に行ってきました。

それだけでは物足りないので、恵比寿ガーデンプレイスに足を伸ばします。相変わらず、ソファスペースがありました。

ハロウィンも終わったので、もうツリーが置いてあります。














以前、都心の一等地にあってタダで使えるこの素晴らしい空間について記事を書きました

前に来たよりも、明らかに混み合っています。多くの人がこの場所を知るようになったのでしょう。しばらくは、柱の陰にある長イスで時間がたつのを待ちます。それでも6時を過ぎる頃には空きが出てきて、ソファに腰掛けることができました。

この場所には、みなさんが持ち寄った本が並べられた本棚があります。古い「暮らしの手帳」が置いてあったり、手に取りたくなる本がそろっています。私は、「超整理法」を読んでいました。

わが子は、あっという間に生後4か月を過ぎ、ふらふらしながらも何とか座ることができるようになっています。この日も、そんな風に、ソファに腰かけていました。

すると、近くにいた男の子がすすっと近寄ってきて、「こんにちは」と声をかけてきたのです。年は3歳くらいでしょうか、わりと細身の男の子です。

しばらく見つめあって、男の子は、立ち去っていきました。

それだけのやり取りでしたが、男の子が行ってから、わが子が、見たことのないくらい、心の底からの笑顔をしたのです。声をかけてもらって、すごくすごくうれしかったんだなと、その顔を見てすぐに分かりました。

ほんのささいな交流かもしれませんが、子どもが人とかかわることをおぼえた瞬間に立ち会うことができて、私にとっても喜びでした。

その子は、その後も、本を持ってきてくれたりして、プレゼントのつもりだったのでしょうか、楽しい気持ちになりました。その子自身も読めないような大人向けの本だったのですが。

前日、私は保育園の申し込みに市役所に行き、そこで、子ども同士で遊ぶ姿を見ていました。「うちの子が遊ぶようになるのは、まだまだ先の話だな」と思いながら見ていたので、この日の出来事が、よりいっそう印象に残ったのです。

帰りには、土曜日に始まったばかりのイルミネーションを見て、心躍る時間を過ごしました。(イベントの紹介記事)



























ではでは。

2016/09/26

恵比寿ガーデンプレイスの中に、ソファのある「くつろぎ空間」があった

現在、恵比寿の東京都写真美術館で開かれている「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展。それを見た後に、近くのベンチで、こんな景色を見ながらくつろいでいました。












秋雨の反動で少し蒸し暑いけど、空には秋の雲。

すると、通りかかった女性が、声をかけてきたのです。いかにも上品そうな、物腰の柔らかなご婦人でした。

彼女が言うには、赤ちゃんを休ませるなら、外よりも建物の中がいいですよとのこと。そして、グラススクエアという建物の中には、あまり知られていないけれど、赤ちゃん連れにぴったりの場所があるから、行ってみてはいかが? という話です。

そこまでおすすめされるなら、と思って、コーヒーを手に向かってみました。












地下1階に降りてみると、ソファやいすが並べられた広々とした空間が広がっていたのです。

天窓のある高い天井
いくつもの赤いソファ

赤ちゃんをソファにおろして、ゆっくりと、くつろぐことができました。

最近、ソファのある場所がいかにくつろげるか、ということを実感しています。この場所も、お気に入りのポイントになりました。

ここは、単にくつろげる場所というだけではなく、本が置いてあり、それを手に取って読むことができるのです。そして、気に入った本があれば、借りても良いのです。

なお、ここでは「食事は禁止」と書いてあります。こぼさないように気を付ければ、コーヒーを飲むことは「あり」なのではないでしょうか。


最近オープンした場所らしく、紹介記事がありました。COMMON EBISU(コモン・エビス)というのだそうです。
公式ページはこちらから。詳しくは、フェースブックにて。


赤ちゃん連れだと、主にご婦人から、いろいろ話をしてもらえます。人の優しさを感じて、ありがとうという気持ちで、心がいっぱいになります。

ではでは。

2016/09/09

ハンドリガード(赤ちゃんがじっと手を見る)からのタオルケット握り

赤ちゃんの成長をあらわす言葉として、「ハンドリガード」という言葉があるのですね。私は、最近知りました。
ハンドリガードとは、赤ちゃんが自分自身の手の存在に気づいて、じっと手を見つめたり、目の前で両手を合わせたりすることを言います。
まず、赤ちゃんは2つ手があることに気がつきます。「これはなんだろう・・・?」と不思議そうな表情で手をじっと見つめます。そして、その2つの手が動くこと、さらに自分の感覚で動かせることに気が付くのです。
引用元「手をじっと見つめてる☆ハンドリガードってなに?

ただ手を見てるだけ~みたいな日が何日か続いたと思ったら、今日、ガーゼのタオルケットを握っているのを発見しました。















ただ握っているだけではなく、手を上下に大きく動かしています。おかげで、布団はずれまくるけれど。
これも成長の一コマなんだなと、実感します。

成長といえば、こんな話もあります。夜の11時ころから深夜1時ころまで、泣き続ける日々が続いていましたが、今週から泣く時間がすごく短くなりました。

2ヶ月過ぎると楽になるよ、というお医者さんの言葉は、このことだったのだと感じます。

おかげで、ブログ更新がはかどるというもの。

ではでは。