2015/12/14

ほんとに喜ばれるプレゼントの選び方 オイコノミアより

今週のオイコノミアは、「ほんとに喜ばれるプレゼントの選び方」
クリスマスシーズンならではの企画です。

番組内では、受け取ったプレゼントの価値は、実際の価値から
13%割り引いて(安く)感じられるという研究結果が示されていました。
これを、死荷重といい、取引(この場合は物の贈与)によって
本来生じるべき余剰が失われている、といえます。

なお、この研究では、親しい友人からもらったプレゼントでは
価値の減少は小さく、遠い親戚からのプレゼントでは、価値の減少
が大きくなったとのことです。
(参考文献 行動ゲーム理論入門 著者:川越敏司)

儀礼的に行われるお歳暮や、お中元で無難な商品を選ぶことに
なってしまうのも、この理論から説明できます。

贈り物の価値を高める方法としては、自分の大切なものを犠牲にして
相手に心を込めた贈り物をするのが良いと、説明されていました。
「賢者の贈り物」がその好例と言えます。

言うだけなら簡単ですが、さて実際贈るとなると、どうしましょう。
相手の欲しがっていたものを買ってあげるのが、無難なところです。

2015/12/13

「犬より外国人が多い」発言を受けて調べてみました

今週末、川口市議会が全国ニュースになりました。

「犬より外国人多い」と川口市議が発言、直後に取り消し…不適切では http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151211-00010008-saitama-l11

では、どれくらい外国人が多いのでしょうか。

http://tspublic.jimdo.com/data/%E5%B8%82%E5%8C%BA%E5%88%A5%E7%99%BB%E9%8C%B2%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%95%B0/

上のサイトを参考に、最新の数字を拾うと、
全国の市区町村の中で、
特別区、大阪市、横浜市、名古屋市、神戸市、京都市、川崎市、福岡市
に続いて9位となっています。
なお、東京23区の中で、川口市より外国人が多いのは
新宿区だけです。

注目すべきは、その増加率で、15年前は1万人強だったのが
10年前は1.5万人強、5年前は2万人強、
そして2015年12月1日現在では、27,495人と
目覚ましい伸びを示しています。
http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/04013011/04013011.html

2015/12/12

ヤツメウナギを食べてみました

親と出かけることになって、向かった先は浅草。
土曜の昼ということもあって、大勢の人でごった返していました。
もちろん、多くの外国人も。

天ぷらを食べてから、向かった先は「八ッ目鰻本舗」という
お店です。
何でも、ヤツメウナギのかば焼きを出すらしい。
ヤツメウナギなんてどんな食べ物か想像もつかない私は
不安を抱えて店に向かいました。

出されたものが、これです。












恐れていた、苦みとかの食べにくさはなく、
「蒲焼さん太郎」をちょっと厚くしたような感じで
たれの味と山椒の香りを楽しみながら食べられました。
(身が串にしっかり刺さっていて外すのに難儀したけど)

20年近く前にロック座に行った思い出と合わせ、
浅草は不思議体験ができる街だという思いを
強くした1日でした。

2015/12/11

自分の意思を述べること

最近、イスラム教徒への精神的迫害とも言える威圧的な動きが
目立っています。
これに対して、FacebookのCEO、ザッカーバーグ氏が
イスラム教徒を擁護すると述べました。

参照記事
http://bylines.news.yahoo.co.jp/satohitoshi/20151211-00052322/

「Facebookというメディアの中立を守る」と称して、沈黙を守る
こともできたでしょうに、あえて発言したことに、強い意志を感じます。

ひるがえって、自分はどうであるかを考えると、愕然とします。
社会人として、外部から理不尽な要求があった時に、
上司の指示に従って、道理を曲げてしまう。
その場は、しのげるのですが、それが反復されると、
大事なものが失われる思いです。

あくまで、言葉を使ったやりとりなわけですから、
意思をもって言葉を使うことで、そのような場面に立ち向かう
そのような力を身につけたいものです。