冒頭では、「どんな副業をしてみたいか」についての
街頭アンケートが紹介されます。
1. 副業している人は、どのくらいいるのでしょうか
紹介されたデータでは、2011年の時点で、約2割の人が
副業をしているとのことです。
この数字は、結構多いなと、私は感じました。
それでも、2009年の時点では、3割の人が副業をしており、
2011年よりもさらに高い数字です。
なお、副業の収入は、1~3万円が、全体の6割を占めています。
ここで、ゲストに、高田延彦氏が登場します。
氏は、大皿料理やジンギスカン料理の店を手掛けたものの
失敗してしまいました。
失敗した理由としては、(1) 副業として手掛けるには重い事業だった
(2) 本業に悪影響が生じてしまった と振り返っていました。
2. どのようなものが副業として適しているのでしょう
カンタンな方法として、次の4項目について、チェックして、
判定するやり方があります。
(1) 何を
(2) なぜ
(3) いつ
(4) どこで
副業に興味がある人は、試してみてください。
私の場合は、(1) ブログを (2) 文章力アップとおこづかいのために
(3) 仕事が終わったら (4) 自宅で となりました。
といっても、現時点ではブログの収入なんて無いのですが(笑)
これをチェックすることで、なぜやるかの目的をはっきりさせることが
でき、副業選びの失敗を防ぐことができます。
番組では、副業をカンタンに始められるウェブサービスとして、
ココナラが紹介されました。
3. 副業の経済学的な意味について考えます
副業を経済学的な面でとらえると、どのような役割があるのでしょうか。
副業は、「リスクを分散させる投資」だといえます。
これは、どのような意味でしょうか。
まず、経済学において、リスクとは、「結果にバラツキがあること」
を指します。
つまり、ある事柄がどのような結果になるかが確実ではない
という状態のことです。
副業で考えてみると、例えば、コンビニのバイトであれば、
○○円の時給を手にできるという結果になるのが確実だと
言えます。
一方、飲食店経営であれば、いくらのもうけを手にできるかは
確実ではありません。
経済学的な面では、コンビニのバイトは、リスクが小さく、
飲食店の経営はリスクが大きいといえます。
そこで、本業のリスクが大きい場合には、リスクの小さい副業を行う、
本業のリスクが小さい場合には、リスクの大きな副業を行う
といったように組み合わせて、
リスクを分散させて、安定した利益を得ることが考えられます。
4. 副業の法律的な面
最後に、副業の法律的な側面について考えてみます。
番組では、安藤先生の双子で弁護士をしている圓道至剛氏が登場しました。
ひげの有る無しは違うものの、顔と体型がそっくりです。
副業は、会社によっては、就業規則で制限されていることがあります。
番組では、就業規則で副業禁止とされていても、年に1, 2回の副業であれば
認められるとされた例や、
副業として数時間の深夜労働をしたために解雇された例が
紹介されました。
副業禁止が認められる例・認められない例として
(参考)近江法律事務所