2016/01/05

ポイントカードを手始めにマイナンバーの活用計画が確実に進んでいる件

Yahoo!ニュースを見ていたら、

マイナンバー制度 カード活用の検討チーム発足へ

とのこと。

この前、「消費税をマイナンバーカードを使って還付する」
という案がつぶれてしまったので、マイナンバーのことは
あまり気にしていなかったのですが。

マイナンバー制度利活用推進ロードマップ(案)

この計画に基づいて、着々と動いていることをいまさらながら
知りました。

マイナンバーを通じて、個人情報を把握されるのは
あまりいい気持にはなりません。

ただ、正確な収入・資産が把握できて、公平な課税が
実現すると聞かされると、サラリーマンとしては、
反対する理由が薄れる気がします。

いずれにせよ、マイナンバー発行枚数の目標は、
平成28年度末には1,000万枚、31年度末には8,700万枚
とされているそうです。

これを聞くと、相当急速に、カードの所持を半ば強制するように
進んでいくのだろうと思われます。

マイナンバーの制度概要・メリット・デメリットが、
このサイトに凝縮されています。

オイコノミア「人生が豊かに!?副業の経済学」

今回は、副業について、経済学の側面から考えてみます。

冒頭では、「どんな副業をしてみたいか」についての
街頭アンケートが紹介されます。

1. 副業している人は、どのくらいいるのでしょうか

紹介されたデータでは、2011年の時点で、約2割の人が
副業をしているとのことです。

この数字は、結構多いなと、私は感じました。
それでも、2009年の時点では、3割の人が副業をしており、
2011年よりもさらに高い数字です。

なお、副業の収入は、1~3万円が、全体の6割を占めています。


ここで、ゲストに、高田延彦氏が登場します。

氏は、大皿料理やジンギスカン料理の店を手掛けたものの
失敗してしまいました。

失敗した理由としては、(1) 副業として手掛けるには重い事業だった
(2) 本業に悪影響が生じてしまった と振り返っていました。

2. どのようなものが副業として適しているのでしょう

カンタンな方法として、次の4項目について、チェックして、
判定するやり方があります。

(1) 何を
(2) なぜ
(3) いつ
(4) どこで

副業に興味がある人は、試してみてください。

私の場合は、(1) ブログを (2) 文章力アップとおこづかいのために 
(3) 仕事が終わったら (4) 自宅で となりました。
といっても、現時点ではブログの収入なんて無いのですが(笑)

これをチェックすることで、なぜやるかの目的をはっきりさせることが
でき、副業選びの失敗を防ぐことができます。

番組では、副業をカンタンに始められるウェブサービスとして、
ココナラが紹介されました。

3. 副業の経済学的な意味について考えます

副業を経済学的な面でとらえると、どのような役割があるのでしょうか。

副業は、「リスクを分散させる投資」だといえます。

これは、どのような意味でしょうか。

まず、経済学において、リスクとは、「結果にバラツキがあること」
を指します。
つまり、ある事柄がどのような結果になるかが確実ではない
という状態のことです。

副業で考えてみると、例えば、コンビニのバイトであれば、
○○円の時給を手にできるという結果になるのが確実だと
言えます。
一方、飲食店経営であれば、いくらのもうけを手にできるかは
確実ではありません。

経済学的な面では、コンビニのバイトは、リスクが小さく、
飲食店の経営はリスクが大きいといえます。

そこで、本業のリスクが大きい場合には、リスクの小さい副業を行う、
本業のリスクが小さい場合には、リスクの大きな副業を行う
といったように組み合わせて、
リスクを分散させて、安定した利益を得ることが考えられます。

4. 副業の法律的な面

最後に、副業の法律的な側面について考えてみます。
番組では、安藤先生の双子で弁護士をしている圓道至剛氏が登場しました。
ひげの有る無しは違うものの、顔と体型がそっくりです。

副業は、会社によっては、就業規則で制限されていることがあります。

番組では、就業規則で副業禁止とされていても、年に1, 2回の副業であれば
認められるとされた例や、
副業として数時間の深夜労働をしたために解雇された例が
紹介されました。

副業禁止が認められる例・認められない例として

2016/01/03

今度は足の裏が痛くなった。ストレッチで治してみます。

今日あたりから、足の裏が痛くなりました。

靴をはいて歩き出すと、右足かかとのあたりが、ズキンと痛みます。

思えば、大みそかの2日前、皇居を1週したのが足にきたようです。
きのう、思わず風呂に入らずに寝てしまったのが、症状を悪化
させたのかも。
(いつもは、毎日お風呂に入ってますよ!)

検索してみると、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
という症状のようです。
(足底腱膜炎・そくていけんまくえん とも呼ばれる)

今の私の症状と、足底筋膜炎でみられる主な症状を
照らし合わせてみます。

1. 足底筋膜炎の症状とは


まず、こちらのサイトでは、次の7項目をチェックします。

 (1) 動きはじめの一歩目が痛い

    → まさにそのとおり。足をついた瞬間にズキンとします。

 (2) 歩く・走ると足の裏やかかとが痛くなってくる

    → 足の裏、特に、かかとのあたりが痛みます。

 (3) 足が地面に着く瞬間または、離れる瞬間が痛い

    → (1)とほとんど同じ内容ですが、あてはまります。

 (4) ずっと立ちっぱなしでいると痛くなってくる

 (5) 足の裏がしびれてくる感じがする

 (6) 常に足の裏や指の付け根に違和感を感じる
 
 (7) 足の裏を押すと痛い場所がある

(4)~(7)は、あてはまりませんでした。


次に、念のため、このサイトでも確かめてみます。

 (1) 歩くとかかとが痛い
 (2) 歩くと土踏まずが痛い
 (3) 足の裏が痛い
 (4) 布団から出る一歩目が痛い
 (5) 急に歩いた時痛い

(1), (3), (5)が当てはまりました。

この症状とみて、間違いなさそうです。

2. 足底筋膜炎のストレッチ

では、足底筋膜炎はどのように治したらよいでしょう。

足底筋膜は、踵骨(かかとの骨)を通して、アキレス腱、さらには
ふくらはぎ、太ももの筋肉とつながっています。

そのため、足底筋膜炎をおさえるためには、足底筋膜そのものを
もみほぐすだけではなく、ふくらはぎや太ももの裏の筋肉を
ほぐしてあげることが必要となります。

参考ページ

具体的に見てみましょう。

ふくらはぎのストレッチ

やり方は、いろいろありますが、カンタンにできるのは、
背もたれのあるイスを使ったものでしょう。

(1) まず、立って、イスの背もたれに手を置きます。
(2) 伸ばしたいふくらはぎの方の足を、後ろに引きます。
(3) (2)とは反対側の足を、前に少し曲げながら
(4) 腰を落として、後ろに引いた方の足のふくらはぎを伸ばします。

太もものストレッチ

あぐらをかくように足を曲げ、足の裏どうしをくっつけます。
太ももの裏を伸ばすように、体を前に倒します。


参考
よもぎ鍼灸院・・・いろいろなストレッチが載っています。


本格的に、ランニングを始めて1ヶ月ほどですが、これほど
しばしば足を痛めるとは思ってみませんでした。

私と同じ30代以上のかたは、足の故障に十分注意して、
ランニング開始前後のストレッチを忘れずに、
走る練習を積み重ねましょう。


※症状は、人によってさまざまですので、自分に合った
 治療法を選んでください。


ではでは。

2016/01/02

関西のお雑煮、関東のお雑煮

お雑煮といえば、おわんに、お餅と具材に、汁を入れ、
正月にいただく料理です。

1. 関東人が関西の雑煮に出会った

関東(埼玉)で生まれ育った私にとって、お雑煮とは、
長方形をしたお餅に、しょうゆ味のだし汁をかけて食べる
ものでした。

関西では、丸餅とか、白みそを使って食べるらしい、
ということは、知識として知っていただけでした。

雑煮とは (wikipediaより)

なお、日本の中で、丸餅と角餅がどのように分布しているか、
これについては、こちらのサイト(日本鏡餅組合)。
汁や具材については、こちらのサイト(日本文化いろは事典)。
それぞれ詳しく載っています。

マメ知識を得たところで、関西のお雑煮を試してみます。

レシピ

妻が、滋賀県出身なので、初めて、丸餅・白みそという
組み合わせのお雑煮を食べました。
だしは、パックだしを使ってちょっと手抜きです。

具は、サトイモ、にんじん、ミツバ、かまぼこなど、これは
関東のものと変わらないですね。

丸餅といっても、味が角餅と変わるわけではないので、結局は
汁の味で変わる、ということになりますが、
白みその汁は、非常に美味しかったです。

もともと甘いものが好きな私なので、白みそが好みに「はまり」ました。
(甘いものが苦手な人にはつらいのかもしれません)

もう、毎年ずっと、これでいいかも。














2. 雑煮の歴史

なお、雑煮がいつのころから食べられているか、庶民の風習としての
記録は、あまり古いものはないようです。

こちらのサイト(サントリーウエルネスオンライン)によれば、
『絵本江戸風俗往来』(菊池貫一郎著・東洋文庫)という文献に、
雑煮についての記録があるとされています。

『絵本江戸風俗往来』とは、菊池貴一郎(歌川広重 (4代目))が、
江戸時代末期の風俗を記したもので、明治38年に出版されました。
全文がネットに公開されています

その本によれば、

 
クリックして拡大します

「どんな貧しい家でも正月三が日の朝は、おとそはともかく、
雑煮だけは必ず準備する」と書かれており、
風習として根付いていたことが分かります。

また、具材としては、「こまつな・サトイモ・だいこん」とされており、
汁は味噌汁にするところもあり、
餅は、焼いて使う場合も、お湯で煮て使う場合もある、
と書かれています。

たまには、いつもと違った雑煮を試してみるのもいいでしょう。

ではでは。