Yahoo!トップにもなったようです。
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1. ニュースの詳細は
田村ゆかりが、メインとなっている活動を休止するとのこと。田村ゆかりといえば、女性の声優です。
声優は、アニメのキャラクターなどに声をあてるのが主な仕事ですが、なかには、ライブ活動やラジオで人気を博している人たちも多く、彼女は、その中でも代表的な存在です。
「王国民」とは田村ゆかりのファンのことを指して呼ぶ呼び方です。
その彼女について、
- ライブ活動を中止
- 「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」などのラジオ活動終了
いま思えば、彼女の日記に書かれた
私にとっての2015年は、別れの年になるのだと思うという文章は、今のできごとを予期していたのかも知れません。
2. 田村ゆかりとの出会い
私が田村ゆかりを知ったのは2005年の冬ころ。今から10年以上も前のことです。
面白いラジオがあると聞いて、「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」を聞くようになったのがきっかけです。
軽妙な語り口、かわいらしい声とは裏腹にくりだされる数々の自虐ネタというギャップに、一気にとりこになってしまいました。
ちょうど翌年、2006年の春には、ファンである紺野あさ美が卒業するという話が流れました。
そのさびしさを埋めるように、なかば興味半分で、田村ゆかりのコンサートに行ってみたのです。場所は、東京厚生年金会館。
そこで目にしたのは、ロリータファッションに身を包み、ロリータボイスで歌い踊る姿でした。その完成されたパフォーマンスに魅了され、そこの会場のまさにその場で、ファンクラブに入っていたのです。
その後は、ツアーごとにコンサートに参加し、「遠征」(自分の住まいから遠く離れたコンサート会場に行くこと) もしばしばでした。
金沢や福岡(田村ゆかりの地元)への遠征は、印象に残っています。
ここまではまったのは、やっぱり田村ゆかりの歌唱力が際立っているからだと思います。
そんな私も、2年ころ前にはファンクラブを辞めてしまい、ラジオもめったに聞かなくなってしまいました。
3. 今後は
レコード会社との関係が切れたということであれば、彼女が音楽活動を続けるのは難しくなりそうです。今のレコード会社は、キングレコードですが、いままでの曲を歌うためには、新しいレコード会社がそこから版権を買い取る必要があるはずです。
そして、さらにライブ活動を回していくための投資をしないといけないわけです。
彼女の年齢を考えると、手を挙げるレコード会社が現れるのは難しいように思われます。
芸能界のはかなさを、またもや思い知らされてしまいました。
アイドル声優としての田村ゆかりは、私の、そしてみんなの思い出の中で生き続けるのです。
ということで、この文章を締めくくりたいと思います。
ではでは。
【追記】
田村ゆかりのコンサートでは、みんなピンクのサイリウムを振っています。
私は、サイリウムを持たない派なので、いつも手ぶらで参加してたのですが、そうすると、となりの人がそっとサイリウムを差し出してくれることが、たびたびありました。そんなちょっとした人の優しさに触れられるのも、コンサートの楽しさの一つでした。