2016/04/15

オイコノミア「ベストコンディションになる!経済学」を見て。リハビリ的なブログ更新です。

最近、残業が多く、ブログを更新する熱意がなくなりかけていました。年度をまたいで、人事異動により、ものすごい忙しい毎日です。

「ブログを更新するなら、1,000文字くらいは書かないとダメ」といったネットでのアドバイスを目にしていたので、そんな長文は書けないから、更新するのをやめておこうという気持ちに傾いていたのです。

そんなときに見た、オイコノミアは、コミットメントの大切さを強調する内容でした。
コミットメントとは、何かをやろうと思った時や、何かをやろうとする時には、まずやろうとする事を宣言します。そして、宣言することでより責任を持つものにすることです。(引用元)

「必ず毎日ブログを更新する」と、ここで宣言すれば、少しはやる気が戻るのかも。

そうは言っても。宣言しても、さぼる時は、さぼってしまうわけで。

そこで、「小さいことでもコツコツと積み重ねていくことが大事である」。
このことを思い返すことが重要です。オイコノミアで、ゲストの武井壮さんが熱く語っていました。文字数にとらわれずに、更新しようと決めたのでした。

2016/04/13

ふるカフェ系 ハルさんの休日「栃木県 鹿沼」

オイコノミアを見ていたら、古民家カフェを紹介する番組が始まっていたのを知りました。

今日は、鹿沼の「Cafe' 饗茶庵本店」。

古い重厚なタンスなど、木製品に囲まれた落ち着いた雰囲気のカフェでした。
調べてみると、ほかにも日光と鹿沼に店があり、全部で4店舗あるようです。日光珈琲というらしい。

日光に行く機会があれば、行ってみようかしら。

次回は、高崎市の古い蔵を生かしたカフェです。記事はこちら

2016/03/23

オイコノミア「“ズル”い事件の経済学」を見て。ズルをする人とそれを防ぐ人のせめぎあい。

2015年度を締めくくる言葉として、又吉さんが選んだのは、「ずる」です。大きな筆で、力づよく「ずる」と書く又吉さん。(画像は、公式サイトにて)

今年も、企業の不正会計問題、オリンピックのエンブレム問題、フォルクスワーゲンの排ガス規制問題、FIFAの贈収賄問題、横浜のマンションでの「くい打ち」データ偽装問題など、数多くのズルが明るみになりました。
ごく最近では、ショーンK氏の経歴偽装問題が大きな話題を呼びました。


経済学からみるとズルについて、どのようなことが分かるのでしょうか。
その一つは、誰でもズルをする可能性があるということです。

1. ズルされ続けた間寛平さんの「お人よし」エピソード

ここで登場したゲストは間寛平さん。又吉さんが、初めて好きになった芸人とのこと。

寛平さんは、何度もズルをされてしまったのでした。

「歩くはんこ屋」と呼ばれるくらい、すぐ保証人になってしまう。保証人になって背負った借金は6,000万円になったのです。

借金を返そうと考え付いたのが、「アメマバッジ」というバッジを作ることでした。
「アメマバッジ」とは何か―テレビ番組で自分が演じていた「アメママン」というキャラクターをかたどったバッジです。

しかし、その番組が打ち切られるなどして、売れるという見込みは大外れ。630円の仕入れ値で、定価1,500円で売ろうとしたということで、値段が高すぎたのでしょうか。

10万個も作ってもらう契約をしていたので、大量の在庫を抱えることになりました。バッジを作った業者から、製作代金の支払いを求められて、ついには裁判になったのです。そのあたりの詳しいいきさつは、日刊ゲンダイのこのサイトで

2. そもそも人はなぜズルをするのか

この問題について、経済学の考え方で答えを出そうとした人がいます。それが、アメリカの経済学者ゲーリー・ベッカーです。

彼は、「シンプルな合理的犯罪モデル」というものを考えました。それは、どのようなものか。

「ある会議があり、時間ぎりぎりだったので、駐車違反をしないと会議に遅刻してしまう」という状況があったとします。このとき、駐車違反(ズル)をすることで得られるメリットと、こうむる損害(コスト)を比べて、ズルをする価値があるかを計算しているという考え方です。

ズルをすることで得られる利益・・・例えば、会議に間に合うことで自分のメンツが保たれるということ
ズルにより受ける損失・・・駐車違反の罰金(運よく払わないで済むかもしれない)
この利益と損失を比べて、利益の方が大きくなる場合に、犯罪をしてしまうのだと考えます。

この考え方によれば、ズル(犯罪)を防ぐための方法はカンタンです。
駐車違反の場合を例にとると、違反することで受ける損失が利益よりも大きくなるようにすればよいのです。

例えば、
  • 警察官の数を増やす
  • 監視カメラを取り付ける
  • 罰金を高くする
といった方法が考えられます。

この、「シンプルな合理的犯罪モデル」に対して、反論したのが、ダン・アリエリーです。
彼は、行動経済学の面から、疑問を投げかけました。人が罪をおかすときに、そのように冷静に利益と損失を比べているのか疑わしいというのです。

彼は、ズルのメカニズムを解き明かすために、次のような1~4のステップで実験をしました。
  1. 数学の問題を20問、解いてもらう。
  2. 自己採点したうえで、解答用紙をシュレッダーにかける。
  3. 問題を解いた人が、何問解けたか自己申告をする。
  4. 一問正解するごとに1ドル支払う。
このような条件で出題した場合、被験者が自己申告した解答数は、平均7問でした。ほかの人に、条件をつけずに、ほうびもあげずに出題したときは、平均4問正解です。

この実験から、アリエリーは、「少数の悪人がたくさんズルをしたのではなく、多くの人が少しズルをしたのだ」と結論付けました。この実験について、このサイトを参照しました。

寛平さんも、似たような経験があるそうです。
大勢の人を集めて、レースに出てもらい、各自のタイムを自己申告させました。タイムの良い人には、豪華賞品を渡すことにしました。すると、商品を渡す段になって、上位者みんなが「嘘のタイムを申告していました」と告白したのです。

これらのことから、多くの人は、ばれないときでも少ししか嘘はつかないということが分かります。悲しいけど嬉しいともいえます。でも、少しの不正が積み重なると、問題が大きくなってしまうわけです。

3. ズルをふせぐ方法はあるのか

それでは、どのようにすれば、人のズルを防ぐことができるか、考えてみます。
例えば、一緒に暮らしていて、他人のシャンプーをこっそり使う人がいるとき、それを防ぐためにはどうすればいいでしょうか。

又吉さんと同居しているサルゴリラ・児玉さんの告発によれば、なんと、又吉さんが児玉さんのシャンプーをこっそり使っているらしいのです。

合理的犯罪モデルから考えると
  • 監視カメラ
  • シャンプーを部屋に持ち帰る
  • シャンプーを鍵のついた箱に入れる
こういった方法があげられます。でも、大げさだったり、実行するのが難しかったりします。

行動経済学から考えると、どうでしょうか。
行動経済学では、人の道徳心に訴える方法をとります。例えば、シャンプーに目玉のシールを貼って、ズルして使おうという気を無くさせます。こんなシールです。引用元


 









アメリカの実験では、モーゼの十戒を読ませてからテストを解かせると、カンニングが減るといった結果が出ています。

最初に「私は嘘を書きません」ということにサインさせてから、内容を書かせると、正直な申告を促すことができます。

4. おまけ

「ずる」ってあまり、いい響きではないですね。来年は、どういう言葉で締めくくりましょうか、と大竹先生に聞かれて、「うんばらばー」でと答える寛平さんなのでした。

2016/03/16

オイコノミア「人脈づくりは怖くない!」

春は、別れと出会いの季節。人脈を築くためにどうすればよいか、経済学の視点で考えてみます。

舞台は、千葉にある航空科学博物館で、ゲストに、春香クリスティーンさんを迎えてお送りします。

友だちの作り方が分からないという春香さん。又吉さんも、上京したてのころは、まったく友だちがいなかったと返します。

皆さんは人脈という言葉に、どういうイメージを持っていますか。
春香さんは、「人脈」って派手なイメージがあり、「人脈のある人は成功者」と考えています。そして人脈作りはカンタンなことではないと思っています。

そして、「飲み会を途中で抜けて、外に出て、会の終わりころにまたもどってくる」という根暗なエピソードで盛り上がる春香さんと又吉さん。二人とも同じ経験があるようです。私も共感しました。

1. 人脈を形にしてみる

人を○におきかえて、人と人とのつながりを線で表してみます。一人と一人の関係は、○―○のように表すことができます。
人脈が豊かな人からは、この線が、何本も伸びます。

ここで質問です。あなたが世界で一番会いたい人は誰でしょう。
この問いに、春香さんは「ドイツのメルケル首相」、又吉さんは「マラドーナ」と答えました。

それでは、自分から何人の人を仲介すれば、会いたい人に会うことができるでしょうか。

この問題についての研究によれば、平均6人を介せば、世界中どこの人とでもつながるとされています。

そのことを実証する実験は、数多くあり、なかでも有名なのが、イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラム教授によって1967年に行われた実験です。
 この実験ではネブラスカ州オマハの住人160人を無作為に選び、「同封した写真の人物はボストン在住の株式仲買人です。この顔と名前の人物をご存知でしたらその人の元へこの手紙をお送り下さい。この人を知らない場合は貴方の住所氏名を書き加えた上で、貴方の友人の中で知っていそうな人にこの手紙を送って下さい」という文面の手紙をそれぞれに送った。その結果42通 (26.25%) が実際に届き、42通が届くまでに経た人数の平均は5.83人であった。(wikipediaより)
この実験に対しては、世界がつながっているのではなく、アメリカ国内がつながっているだけじゃないかというツッコミがされました。

2002年に、ダンカン・ワッツらが行ったのは、eメールを使った実験です。この実験では、10万人近い被験者を募り、世界中の指定された目標にむかってメッセージを送るように指示を出したのです。その結果は、平均6人で到達するというものでした。(参考サイト)

そして、現在のSNS時代。Facebookがミラノ大学と共同で行った調査では、平均4.74人を介せば全ユーザーとつながることが判明したのです。(ニュースサイト調査結果原文)

このような、人間関係のつながりは、なんだか、飛行機の路線図のようにも見えてきます。











国内線で例えてみると、羽田空港のように数多くの空港と結ばれている空港がある一方、離島のように一つの空港としか結ばれていないところもあるのです。羽田空港のような、ネットワークの中心にある空港のことをハブ空港と呼びます。

人間関係にも、知り合いが多い人と少ない人がいるわけで。知り合いの多い人は、ハブの役割をしているといえます。そのようなハブの役割をしている人と知り合うだけでも、その先に人脈が広がる可能性があります。

又吉さんは、知り合いの後輩が多く、1対1で、しばしば顔を合わせることによって、つながりを築くように努力しているそうです。

2. 人のつながりで就活する・採用する

人間関係のつながりを、採用活動に生かしている企業もあります。
番組で紹介された会社は、ユニークな採用方法をとっていました。求人広告を出すのではなく、社員の知り合いを採用するという方法です。この方法のメリットは

  • 会社にとっては、採用するためのお金や時間が節約できる
  • 働く人にとっても、知れたメンバー・知れたスキルの持ち主といっしょに働くことができる
ということがあげられます。
このような採用方法を構築した会社として、番組ではリクルートが紹介されました。こういった採用システムは、リファラル採用サービスと呼ばれ、日本でも広がりつつあるようです。(参考サイト)

今いる社員と新入社員の間で、働き初めから良い関係があり、その状態で仕事ができるので、すぐれた方法であるといえます。

3. 「強いつながり」「弱いつながり」

人間関係の強さ(濃さ)に着目した考え方として、有名なものがあります。マーク・グラノヴェッター氏が唱えた、「弱いつながりの強み」という考え方です。

人間関係には、親子や親友といった強いつながりのほかに、たんなる知り合いといった弱いつながりがあります。グラノヴェッター氏は、有益な情報をえるためには、弱いつながりで結ばれている人を利用した方がよいと考えました。なぜなら、強いつながりを持つ人どうしは、同じ情報を共有することが多く、新しい情報を手に入れることが難しいからです。

参考サイト"ITmedia エンタープライズ","wikipedia"

この「弱いつながりの強み」という考え方は、現代のSNS時代にはとても適した発想です。「弱いつながりの強み」を実感をともなって知ることとなったのは、東日本大震災が大きいといえます。このとき、必要な物資やボランティアについての情報の多くが、SNSを通じてやり取りされたのです。