私も、最近になって知ったのですが。その店の名前は、
senkiya(センキヤ)といいます。
川口といえば、古くは鋳物の町。今では、高層マンションが立ち並ぶ町です。西川口などは、少し前までは、「夜の街」として、その名前が全国の物好きたちの間で広まっていました。
そんなおしゃれとは、無縁に思えた川口です。でも、時代の流れでしょうか、女子受けする今風のスポットが、現れつつあるようです。センキヤもそんな、おしゃれスポットのひとつ。
敷地の中には、カフェだけではなく、雑貨屋、イベントスペース、工芸作品展示のスペースなどさまざまな空間が広がっています。
先日も、「
第8回みんなの市 春の陶器市」として、食卓を美しく彩る食器が格安で手に入るイベントがありました。「よしざわ窯」というお目当ての店が出ていたので、開場10分後に行ったのですが、すでに100人以上待っていて、結局あきらめて帰ってきた、なんてこともありました。
それはさておき、センキヤのカフェの話。
お店のご主人(といっても若い。30代でしょうか)、その人の話では、実家の植木屋の日本家屋を少しずつ改装して、カフェを始めたとのこと。
NHKの番組に出てくるふるカフェもそうですが、古い建物を少しずつ手を加えて改装していく、ということが重要です。この過程をへることが、お店として成功するためのポイントのひとつなんだと思います。
センキヤの内装はこんな感じ。(クリックして画像が拡大します。)
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センキヤの柱 |
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センキヤの天井 |
NHKの「ふるカフェ」に出てくるような○○造りのような、目だった特徴はないです。でも、日本家屋の良さが生かされた、味わいのある空間だと感じました。
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テーブルから見る外の景色 |
窓が大きく、テーブルからのながめは開放的です。(夕方に写真を撮ったので少し薄暗いかも。)
おいしいコーヒーを飲みながら、ぼんやりと時間をすごすのには、ぴったりのお店でした。
不定休だそうなので、事前にご確認ください。
交通の便があまりよくないです。私は、武蔵野線の東浦和駅からバスに乗っていくことをお勧めします。バスを降りたら、目の前に店がありますので。
【追記】
センキヤがEテレのふるカフェで取り上げられました。番組のレポートは
こちら。