2016/06/25

妻の入院中は、つかの間の独身風生活を満喫できるかもと思ったけど、とんでもない。けど楽しい。

赤ちゃんが保育器からベッドに移されて今日で2日目。

職場から、病院まで自転車で3km。
面会時間の終了時刻である午後8時まで、病院で過ごしています。

そこから自転車を5kmこいで帰宅すると、もうフラフラ。何もやる気がしないものです。

でも、夜にしょっちゅう泣き声で起されている妻のことを考えれば、自分は気楽だなと思います。

ぐらぐらする首に気をつけながら、抱きかかえることが何とかできるようになり。
泣き声で、なんとなく、「今、ウンチが出てるかも」と予想して、当てることができたり。
哺乳瓶からミルクをあげて飲んでいる姿に幸せを感じたり。

ささやかなことの積み重ねが楽しい。

オムツの交換が、私一人だけではできないことが、今の課題です。もっと足腰がしっかりしてくれば、楽に交換できるのにと思いつつ。なるべく早いうちに、この課題をクリアしないといけない、と自分に言い聞かせています。

赤ちゃんの体調のことで、ひとつ気がかりだったのは、足が冷たいということ。
育児サイトで調べてみると、体温が高いから(38℃近かった)、その分、足を冷たくすることで体温調節をしているみたい。疑問が解決して、ひと安心。

ではでは。

2016/06/23

ふるカフェ系 ハルさんの休日「千葉県 茂原(もばら)」 農園風景の中にたたずむ自家焙煎のお店

今日おとずれたのは、七夕まつりで有名な町です。祭りの期間は3日間で、なんと80万人以上も訪れるそうです。それが、千葉県にある茂原市。

目指すカフェは、「コーヒーくろねこ舎」(リンク先は、お店のブログ。) 
住所は、茂原市台田327−1。

外観は、パッと見は、ただの戸建てにしか見えません。しかし、よくよく見ると、屋根が入母屋造り(いりもやづくり)になっていて、しかも二層になっており、格式の高さを感じます。

中に入ると、日本家屋の間取りを生かしながら、障子ふすまといった建具を外して広々とした空間を作り出しています。床や柱の風合いが、すばらしいですね。

話を聞くと、床は張り替えて、柿渋や弁柄(べんがら)といった古くからの塗料を塗っているそうです。渋い風合いを感じます。

客席においてある棚やテーブルは、多くがDIY。これも、ご主人により手作りされています。
本実(ほんざね)加工や、合決り(あいじゃくり)加工といった、木工のテクニックを見つけ出すことができます。

カフェの担当は奥様。
お店の売りは、イチゴフラッペやイチゴタルト。(さすがに今は時季外れでしょう)

コーヒーは、何種類も置いてあり、東ティモールの豆も扱っています。東ティモールの豆は、最近人気らしい。それはなぜでしょう。

調べてみると、東ティモールの豆は、大規模農園(プランテーション)といった巨大資本が投入されるだけの生産力が無かったそうです。ようするに、大企業がお金をかけても儲かりそうにないと考えられていました。
そんなふうに見放されていたことが幸いして、東ティモールの豆はフェアトレードの商品として扱われているのです。フェアトレードとは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みです。

「消費者として、自分が払うお金で、生産者の生活が向上すれば良いな」そのように考える人が、例えば東ティモールの豆を買っているのですね。
(参考サイトはここここ)

コーヒー豆の焙煎は、奥様ご自身がされています。どんな風味なのか、一度飲んでみたいもの。

そして茂原といえば、天然ガスの産地です。現在でもいたるところで、ガスが湧き出ていて、田んぼでもその様子を見ることができます。

茂原からは、大企業が次々に撤退してしまいましたが、最近、自然にひかれた若い人たちが移住しているようです。東京から1時間という距離のわりには、地価が安いことも魅力なのです。

2016/06/22

赤ちゃんがやってきた

今日、ついに赤ちゃんが生まれました。

まあ、今日生まれたばかりですから、面会もそこそこに、保育器に移ってしまったんですけどね。
生まれれば父親になった実感がわくのかなと、思っていましたが、さすがに、すぐに実感が沸きあがるわけではなく。

ただ、これから、だんだんと気持ちが高まってくるのでしょう。

しばらくは、病院通いですが、それもまた楽しみ。

可愛い手。











昼間は、じめじめとべとつくほど蒸し、夜になったら急に涼しくなった、そんな梅雨のとある一日の、できごとでした。

2016/06/15

ふるカフェ系 ハルさんの休日「千葉県 金谷」

今回の放送は、過去の放送したものの再放送。テーマソングも今とは違っています。当時、私はまだこの番組のことを知らず、見ていなかったので、楽しみです。

ハルさんは、目的のカフェを発見。トタン屋根はどこかで見たような傾斜。

庭には、なぜかコーヒー豆が、ばらまかれています。

その店の名前は、「カフェえどもんず」。住所は、富津市金谷2185−2 合掌館内。

カウンターの周りには、エスプレッソマシーンなど、コーヒーをいれるための機材がところ狭しと並んでいて、さながら実験室のよう。機材をながめるだけでも楽しそうです。

2階に上がると、屋根裏を見ることができます。そして、この建物が合掌造りであることが分かります。

なぜ、雪国特有の合掌造りが千葉県なんかにあるのか? この建物は、ダムの底に沈む予定でした。しかし、どうしても保存したいという飛騨の人の熱い思いにより、ここに移築されたのです。

お店のイチ押しは、アジフライバーガー。ジューシーでサクサクのアジフライとパンの相性は絶妙です。金谷のアジは、黄金アジと呼ばれているそう。体が黄金色に輝くところから付けられた名前です。

金谷は、かつて、鋸山から切り出した石材業で栄えました。その名残りをとどめるかのように、今は、石を使ってアート作品を生み出す人たちが集まっているのです。


次回は、茂原(もばら)のカフェ。木材に手を加えれば手を加えるほど深みが増していく。そんな魅力を感じるカフェです。