2016/07/07

ふるカフェ系 ハルさんの休日「栃木県 益子(ましこ)」 益子の歴史と魅力がギュッと詰まったお店

益子といえば、益子焼が有名です。
私にとっても、おじ・おばが住んでいたので、幼いころから何度となく訪れた思い出深い場所です。ついこの前のゴールデンウィークにも、益子の陶器市に行ってきました。

今日おとずれたのは、築90年の納屋を改装した「ふるカフェ」です。お店の名前は、「納屋珈琲 ひなた」。住所は、芳賀郡益子町前沢949−1。

納屋といえば、物置というイメージがありますが、お店の中はかなり広々としています。

コーヒーカップは、もちろん益子焼。

店のオーナーである高橋美智子さんから、店を開くにいたった熱い思いを聴くことができました。バリバリの益子弁で、懐かしい気分になります。
息子の奥さんといっしょに、店を切り盛りしています。

益子といえばタバコ。30年近く前には、電車の窓から、畑に植えられているたくさんのタバコの葉を目にすることができました。この納屋は、もともとタバコの葉を乾燥するために使われていたものです。

この喫茶店の売りは、新鮮な卵を使ったメニューです。地元の養鶏場でとれた卵を使ったフレンチトースト、おいしそうでした。

益子焼の歴史は160年ほど。ほかの地域に比べると、陶芸の歴史は浅いです。
日用品として、地味に作られていた益子焼の名前を広めたのは、濱田庄司という天才陶芸家です。

濱田庄司という人をひきつけた、益子のおおらかな風土が、今でも、日本各地の人や、さらには外国の人まで、魅了しているのです。


次回は、私の住む町、川口にあるふるカフェです。東京からもすぐ着きます。

2016/07/03

新生児のためにできること(男性編)

この前の火曜日に赤ちゃんが退院してから丸6日間、職場に無理を言って休みました。(休みとはいっても、ほぼ毎日、2, 3時間は職場に顔を出していたのですが。)

その休みも、あっという間に終わってしまいました。

いずれにしても、とても素晴らしい時間を、赤ちゃんといっしょに過ごすことができたのです。

赤ちゃんの世話といっても、やることは決まっています。
  • うんちやおしっこが出たときのお尻ふきとオムツの交換
  • ミルク(母乳)をあげる
これを、だいたい2時間ごとに1回やれば終わりです。あとは、お風呂に入れてあげること。しかし、実際にやってみると、なかなか手間のかかることです。

1. ミルクをあげてみる

私も、ミルクをあげてみました。哺乳瓶を煮沸消毒して、70℃の湯冷ましを作って粉末のミルクを溶かし、人肌に冷ますという手順をふんで、ミルクを作ることになります。ものすごい手間に感じました。

ミルクをあげてみても、お腹がいっぱいだったせいか、あまり飲まなかったので、残念。母乳が出てるので、ミルクを作ったのは1回だけでした。

2. オムツの交換

そこで、私は、オムツの交換に専念しました。赤ちゃんが泣いたら、すぐ、オムツに手を当て、中をのぞいて、換えてあげます。

退院してから2, 3日は、紙おむつでやっていました。でも、ごみの量にうんざりし、もともと布おむつを使うつもりで用意もしていたので、最近は布おむつに切り替えました。

毎日15枚前後のオムツを洗っていますが、干すと達成感があって気持ちいいものです。

布おむつを使うにあたっては、ピジョンのソフライナーというものを敷いて使います。こうすると、うんちがオムツにべったりとくっつくことがなく、黄色いしみがつくだけです。一晩、水を張ったバケツにつけておけば、洗うのもかんたん。

3. お風呂に入れる(沐浴)

暑い季節は、お風呂が大事です。ベビーバスとかいう赤ちゃん専用の風呂も売っているそうですが、我が家は、空いた衣装ケースを使います。

縦・横がだいたい40センチメートルのケースに、10センチくらいのお湯を張ります。そして、ボウルにお湯をためたら、準備完了。新生児の首はぐらついてものすごく怖いので、夫婦二人がかりでやるべきだと思います。

お湯から引き揚げたらさっと体を拭けるように、バスタオルと、新しいオムツの用意も忘れずに。

4. 赤ちゃんの変化

退院してしばらくは、お腹がすいたか、オムツが汚れているか、赤ちゃんが泣くのは、どちらかの理由でした。しかし、最近、母乳をあげてもオムツを換えても泣き止まないことが増えてきたのです。

これにどう対応するか、夫婦にとって悩みどころです。ただ、これも、赤ちゃんが成長しているからこそ感情表現の方法が増えたのだと思って、前向きに考えてみたいです。

どんなに大変でも、赤ちゃんの可愛い顔をみると報われる気がします。

ではでは。

2016/06/30

ふるカフェ系 ハルさんの休日「茨城県 結城(ゆうき)」 結いプロジェクトが生んだ、宝のお店

今日おとずれたのは、結城紬(ゆうきつむぎ)で有名な町にある、築90年のカフェです。贅(ぜい)をつくした巨大な「ふるカフェ」が、そこにはありました。

店の名前は、「御料理屋kokyu.」 住所は、結城市大字結城1085。
喫茶メニューだけではなく、コース料理を味わうこともできるお店です。

お店は、昭和初期に酒造蔵元の別荘として建てられた建物の中にあります。土台の上に、建物が乗っかっているような作りです。

玄関の階段を上がって、渡り廊下を渡ったところに、客席があります。客席は座卓で、床に座ってくつろぐようになっているのです。

お店の売りは、結城市内でとれた新鮮な野菜です。
結城市は、農業の盛んな茨城県の中でも、耕地面積が広く(農林水産省の統計から)、そして野菜の生産が盛んなのです。

このお店は、結城市の「結いプロジェクト」という、地域活性化の仕組みを使って生まれました。

「結いプロジェクト」とは、どのようなものでしょうか。
「結い」とは、屋根の葺き替えや田植えなど共同で行う作業を言います。  大きな労力が必要となる作業をみんなで協力して成し遂げていくという精神です。 
結城の“結”の字には、こんな素敵な意味があって、一本一本丁寧に紡がれ、織られていく“結城紬”のように、一人一人が繋がって、広がっていけるような、そんな魅力ある町“結城”にしたいという思いから、“結いプロジェクト”というチームを結成しました。(ホームページから引用)
ちなみに、このお店のオーナーご夫妻のうち、奥様は「日光珈琲」の店長をしていたそうです。日光珈琲といえば、この番組の「栃木県 鹿沼(かぬま)」の回で取り上げていましたね。

結城といえば、結城ブレーブスというプロ野球チームがあったそうですが、そのお話はまたいつか。


次回は、益子。結城から普通列車に乗って、1時間ほどで着く、陶芸のまちです。

2016/06/28

病院での面会、最終日

赤ちゃんが病院にいるのも、今日で最後。いよいよ明日には退院です。

水曜から月曜の間、延べで20時間くらい病室にいました。

4人部屋でカーテンで仕切られているので、そこまで詳しくはわかりませんが、ほかの夫の人はあまり部屋の中にはいなかったように感じました。

たぶん、私が変わっているんでしょうね。

でも、よそのだんな様は、わが子なのに「別に退院してから見ればいいや」って思っているのでしょうか。赤ちゃんは、見ても見飽きないし、寝てても、目を開いていても、うんちをしていても可愛いのに。不思議です。

ただ、いまだに、わが子の呼び名が「赤ちゃん」のままです。まだ、名前をつけてあげていません。あと1週間で、決めてあげなくては。

ではでは。