2016/07/14

赤ちゃんの首が回った日

とある育児書を読んでいたら、赤ちゃんが起きている時に、うつぶせにしてあげると発育にもよいと書いてありました。そこで、日々うつぶせトレーニングをしています。

うつぶせ寝は突然死の危険があると、さんざん言われていますから、あくまでぱっちりお目目で起きている時にやります。

初めは、ただ、じたばたと手足を動かしているだけです。でも、生後3週間を過ぎて、首を左から右に、くるりと回すことができました。そんなことでも感動です。

100円に値下がりしたドルを仕込むこともできず、任天堂の値上がりも指をくわえて眺めている今日この頃、新生児の日々の変化に癒されています。

以下のサイトを参考にしました。

ふるカフェ系 ハルさんの休日「埼玉県 川口」 もう『川口には観光地がない』なんて言わせない

ふるカフェのレギュラー放送が始まって、訪れるところは、郊外ばかり。東京から電車で1時間以上かかるような地域でした。

ですから、東京からすぐの我が町・川口市には、縁が無いのかなーと思っていたのです。

そんなとき、川口にも、古民家を生かしたカフェがあることを知りました。そして、実際に訪れてみて、心地よい空間だと感じたのです。「Eテレでは放送しないだろうから、ブログに書いておこう」と思って、記事にしたことがあります。私が訪れた川口市の「ふるカフェ」は、senkiya(センキヤ)といいます。記事はこちら

今回、Eテレの「ふるカフェ系 ハルさんの休日」で「センキヤ」が取り上げられると知って、首を長くして放送を待っていました。ちなみに、お店の住所は川口市石神(いしがみ)715。ハルさんは、東川口駅から歩いて行く演出でしたが、さすがに今の季節は、しんどいと思います。東浦和駅からバスでどうぞ。

センキヤは、いろいろなお店が寄り集まってできています。カフェのほかに、雑貨・ギャラリー・革製品・洋服・コーヒー豆・ベーグル・設計事務所・植栽・自動車修理と種類もさまざまです。そのうち、カフェのオーナーが雑貨とギャラリーも経営しているようです。

建物は、築50年の鉄骨の建物。中に入ってみると、さまざまなガラス戸が目を引きます。
  • クロスぺーンという装飾ガラスが使われているおしゃれな窓
  • モールと呼ばれるストライプ状のガラスが使われていて、センスを感じます
  • 大正時代に流行した、格子戸にガラスが組み込まれた建具
  • そのほかにも、「銀河」「きらら」など
これらのものは、ご主人が昔から趣味で集めていた建具を再利用したものです。

コーヒーは、となりで焙煎した豆を使っているものも飲むことができます。

2階には、古本スペースがあります。

センキヤは、もともとは、植木屋さんの敷地でした。ご主人は、植木屋の4代目として生まれ、跡を継ぐつもりだったそうです。園芸の勉強をした後、フラワーショップで働いていたのですが、不況が襲います。植木屋も縮小せざるを得なくなりました。

自宅を手放すという話も持ち上がった中、思い立ったのが、カフェです。2年かけて自宅を改装し、オープンにこぎつけました。

川口市で生まれ育った私にとっても、このお店のある周辺は、「何もない場所」という印象がありました。「素通りされるだけだった地域に人が集まってくれることで、喜びが生まれる」と、ご主人は目を輝かせて語ってくれました。

ランチプレートに使われているのは、浜防風(はまぼうふう)。もともと海岸の砂浜で育つ植物ですが、川口で良く栽培されています。数少ない川口の名産品のひとつです。

もう一つの川口の名産品として、番組の中で、ベーゴマがとりあげられていました。私の小さいころには、多少ベーゴマで遊んだ記憶がありますが、今の子どもにとってベーゴマは、どんなものなのでしょうか。


番組では、植木の名産地として、「安行(あんぎょう)」という地名を出していました。そして、センキヤは、昔は植木屋さん。でも、センキヤがある場所があたかも安行であるような言い方がされていて、ちょっと違和感がありました。センキヤがあるのは、あくまで石神であって、安行ではないよと思いつつ、終わりたいと思います。


次回は、「豆のまち」野田にあるふるカフェです。

2016/07/12

生まれたばかりの赤ちゃんに自我が目覚めた

子育て中の方は、赤ちゃんが何を考えているか、分かりますか?

赤ちゃんが泣いているとき、ミルクを欲しがっているか、オムツが汚れているか、どちらがであれば、分かりやすいです。

ただし、それ以外の場合は、何で泣いているのか、よく分からないことが多いのではないでしょうか。
我が家の赤ちゃんも手や足をさすったり、抱っこして揺れたり、抱きしめたり。それで、泣き止む場合もありますが、泣きやまない場合もあり、正直よくわかりません。

ところが、この前、赤ちゃんの感情が何となくわかるできごとがありました。

それは、オムツを交換するときのことです。

最近、オムツかぶれが目立つようになったので、お風呂上りに軟膏を塗ってあげています。それとともに、霧吹きでウンチを洗い流すようにして、お尻をなるべくこすらないようにしています。

事件は、寝ている子のお尻に、霧吹きで水をかけたときに起こりました。突然目を覚まして、火がついたように泣き出したのです。目にいっぱい涙をため、涙を流しながら、私たちに抗議するように訴えかけます。

今まで、このような反応をされたことがなかったので、とても驚いたのとともに、「次からは、寝ているときには、お尻は洗わないようにしよう」と反省したのでした。

2週間前は、ミルクとオムツのために泣くだけだった子が、明らかに感情を持って、親に訴えかけるようになったのです。子育ては、反省点がいっぱいで、学ぶことが多いと感じます。それだけではなく、わが子の気持ちの変化を知ることに感動を覚える、そのような面もあるのだと知ったできごとでした。

ではでは。

2016/07/07

ふるカフェ系 ハルさんの休日「栃木県 益子(ましこ)」 益子の歴史と魅力がギュッと詰まったお店

益子といえば、益子焼が有名です。
私にとっても、おじ・おばが住んでいたので、幼いころから何度となく訪れた思い出深い場所です。ついこの前のゴールデンウィークにも、益子の陶器市に行ってきました。

今日おとずれたのは、築90年の納屋を改装した「ふるカフェ」です。お店の名前は、「納屋珈琲 ひなた」。住所は、芳賀郡益子町前沢949−1。

納屋といえば、物置というイメージがありますが、お店の中はかなり広々としています。

コーヒーカップは、もちろん益子焼。

店のオーナーである高橋美智子さんから、店を開くにいたった熱い思いを聴くことができました。バリバリの益子弁で、懐かしい気分になります。
息子の奥さんといっしょに、店を切り盛りしています。

益子といえばタバコ。30年近く前には、電車の窓から、畑に植えられているたくさんのタバコの葉を目にすることができました。この納屋は、もともとタバコの葉を乾燥するために使われていたものです。

この喫茶店の売りは、新鮮な卵を使ったメニューです。地元の養鶏場でとれた卵を使ったフレンチトースト、おいしそうでした。

益子焼の歴史は160年ほど。ほかの地域に比べると、陶芸の歴史は浅いです。
日用品として、地味に作られていた益子焼の名前を広めたのは、濱田庄司という天才陶芸家です。

濱田庄司という人をひきつけた、益子のおおらかな風土が、今でも、日本各地の人や、さらには外国の人まで、魅了しているのです。


次回は、私の住む町、川口にあるふるカフェです。東京からもすぐ着きます。