体にはダメージは無いとの話でしたが、精神的にはけっこう参っているようです。被災後の心のケアが大切という話はよく聞いていたけれど、こんな形で実感することになるとは。岩泉町の安家地区に住んでいる父と、やっと連絡が取れた。個人の携帯ではなくNTTが貸し出している共用の電話とのこと。道路は寸断されていて、若い人じゃないと外に出られない状況らしい。— かず太郎 (@kazoochat) 2016年9月3日
このツイッターのまとめにもあるように、岩泉町には非難も寄せられているみたいです。グループホームに入居している方が9人も亡くなったため、町長に対する批判報道もありました。
確かに、被災結果について、町として責任を負う面もあるでしょう。しかし、身内が音信不通となっていた私としては、災害の検証と批判は、住民の生活が落ち着いてからゆっくりやれば良いのでは?と思ってしまいました。
岩泉町は、東京23区の面積の1.5倍の広さです。そして、今回の台風では、町の広い範囲で被害が出ました。それに対応する職員の数は、およそ150人。平常時の行政はそれでも回るのでしょうが、非常時にどうにかできる体制ではないのです。
ニュースでは、孤立地域の住民を次の台風被害から守るために、町の中心部に移しているという報道がありました。私の父も移動したと聞きました。
被災された皆さまが、一刻も早く日常を取り戻すことを祈っています。