2018/02/18

イーサリアムを使うゲームの準備をしてみた

仮想通貨ブームということで。

イーサリアムという「仮想通貨」をやりとりすると、ブロックチェーンでゲームをすることができるらしいです。

たまごっち的なゲームがそろそろ始まるということなので、設定をしてみました。

  1. まずは、google chromeに、メタマスクをインストールします。手順は、こちらを見ました。
  2. 次に、入金をします。QRコードでも入金できるのですね。
スマホで、取引所をメインに動かしている私にとっても、簡単に操作できました。

(ハードウェアウォレットを早く入手しなくてはと思いつつも、先延ばしにしているありさま。)

入金が確認できるまで、30分ほど待ちました。

ブラウザは、google chromeだけではなく、braveというものでも良いみたいです。公式サイトは、こちらから。

ふだん使いはchromeにして、仮想通貨用はbraveにしてみようと考えています。braveだと「世界の株価」がちゃんと見られなません。なので、私にとっては、ふだん使いには向かないのです。

子育ては趣味ではなく、使命です

このツイートが話題になっていました。子育てネタの盛り上がりが気になる、今日この頃です。

3000万円の内訳は、詳しいところはわかりません。本当に3000万円必要なのかは別として、確かに、かなりの金額がかかるのは間違いないでしょう。

この手の話を聞くと、昔のことを思い出します。

私が中学校の頃、30年近く前の話です。歴史の先生が、「娘が大学に行っているので、お金がかかるんだよ。金食い虫だね」という話を良くしていました。この話をする先生は、楽しそうだった記憶があります。

子どもにお金がかかるということは、昔から言われていることです。

子育てを、趣味として考え、お金が損か得かで判断するならば、「貧乏人が手を出していい趣味じゃない。」と言えるでしょう。

でも、私は、子育ては趣味だとは考えません。社会人として、今まで特に大したことをしてこなかった自分が、大切な役割を果たすことができる場面。それが子育てだと考えます。

まとめると、子育ては楽しすぎるので、「趣味だ」とか言っていないで、使命としてぜひやるべきです。

午前中が暖かかったせいで、薄着で午後出かけたら、子どもが鼻水を出してしまいました。2月中は気を抜かず、寒さ対策が欠かせないと反省し、親として成長することができたのでした。





2018/02/15

子育ては単純じゃない

 少し前、「あたし おかあさんだから」という歌の歌詞が、話題を集めていました。

 歌詞の全文は、このページにあるとおりです。

 歌詞を見ていくと、子育てで良くあるエピソードが並んでいます。

  • 早起きをする
  • 子どもが興味をもつ遊びにつきあってあげる 
  • 服も食べ物も子どもにあわせたものばかり などなど
ひとつひとつは、子育ての悩みとして良くあることです。
 でも、「〇〇しなければならない」という「お母さんの義務」として読み替えるとどうでしょう。だんだん追い込まれていく気分になります。

 「あたし おかあさんだから」という言い方は、「お母さんだから〇〇しなければならない」というニュアンスを含んでいるといえるのです。

 ふつうの歌ならば、「でもお母さんは素晴らしい」というエピソードを盛り込むはずです。例えば、こんなツイートがありました。


 私も、この記事を読んで、うるっときてしまいました。
 でも、「かけがえのない、我が子と過ごすひとときを大切にしたい」などという感傷にひたっていられるのも一瞬です。
 日常が容赦なく襲ってくるのです。

 生まれたばかりのころは、授乳とオムツの交換で振り回され
 1歳ころになれば、歩き出し、動きも活発になり、何を言っているか分からないし
 1歳半ともなれば、重くて抱きかかえるのもやっとだし、不満があると大泣きして手を付けられないし。
 大きくなれば、また違った悩みを抱えるのでしょう。

 しかし、子どもが、きのうまでできていなかったことが、できるようになれば、それだけでうれしいものです。今は、次々と新しい単語を言えるようになり、そのたびに「おっ、言えたな!」と喜ぶ毎日。日々、愛らしくなっていくのも、単純にうれしいものです。

 そんな、目の前のわが子に、振り回され、驚き、愛しながら、今日も子育てをするのです。
 
 

 

2017/05/14

ふるカフェ系 ハルさんの休日「京都・吉田山」 谷川茂次郎が作り上げた「みやび」の世界

今回訪れたのは、京都市にある吉田山です。前回の西陣に続いて、京都がとりあげられて楽しみです。

京都にあまり詳しくない私は、吉田山とはどの辺にあるのだろう、と思ってしまいました。妻に聞くと、京都大学のあたりだよ、とのこと。なるほど、銀閣寺方面なのかと理解しました。

めあてのお店は、風情のある坂を登っていったところにあります。店名は、茂庵(読み方は、「もあん」)。住所は、京都市左京区吉田神楽岡町8。

今までハルさんが訪れた店を集めた「ふるカフェマップ」を更新しました。

茂庵を始めた谷川茂次郎

茂庵は、谷川茂次郎という人によって始められました。谷川茂次郎さんは、明治の終わりから、大正、昭和のはじめにかけて活躍した、実業家です。

当時、新聞という新しいメディアが誕生し、その需要は爆発的に拡大しました。谷川茂次郎さんは、大阪で、新聞用紙を中心に扱う運輸業をおこし、大成功を収めたのです。今でも、その会社は谷川運輸倉庫株式会社として続いています。

谷川氏が成功したのは、なぜでしょうか。その理由のひとつは、大阪朝日・大阪毎日などの新聞社と、王子製紙などの製紙会社との間をうまくとりもったからです。一昔前の言葉で言うなら、フィクサーだったのでしょう。

その様子は、弘前大学のこちらの論文にくわしく書かれています。(PDFの17ページ目)

茂庵は、「茶の湯」の文化を大切にする場所です。それは谷川茂次郎さんが、茶の湯に熱心に取り組んだからです。実は、彼に茶の湯をすすめたのは、取引先である王子製紙の社長でした。

茶の湯の心を生かすため、谷川茂次郎さんは、吉田山の山頂に茶室8席、月見台、楼閣など広大な森の茶苑を築きあげました。(茂庵・公式サイトより) 長い年月を経て、今でも残っている建物が、現在のカフェ(茂庵)と田舎席・静閑亭と呼ばれる2つの茶室です。いずれも、京都府の登録有形文化財に指定されています。

彼のすごいところは、茶席だけではなく、住宅開発までやってしまったところです。いまでも、「吉田神楽岡町 大正時代の家並み」として保存されています。

茶の湯を愛した人ですから、その住宅開発にも、みやびな心が感じられます。写真を見ただけですが、植栽や、坂を生かした家並みが素晴らしいです。ここのサイトに写真付きで詳しくのっています。

いつかは、この場所を訪れてみたいなと思いつつ。

では、また。