グルテンフリーの生活を心がけている、かず太郎です。
小麦粉を使わないホットケーキのレシピを、いろいろ試してみました。
その結果、最終的には、栗原はるみさんのレシピをアレンジする形に落ち着いたのでした。
このレシピで、1年間、毎週土・日にホットケーキを焼き続けています。100回は焼いたことになります。
その経験を踏まえて、作り方のコツを書きます。
まずは、材料です。
- 米粉(できれば上新粉)100グラム
- 卵2個
- 砂糖(できれば甜菜(てんさい)糖)30グラム
- ヨーグルト 100グラム程度
- 牛乳(水でもよい) 30~35cc
- ベーキングパウダー 小さじ1/2(約2グラム)
以前は、「米粉」と書いてある商品を使っていました。たまたま米粉を切らして、手元にあった上新粉を使ってみたところ、そのおいしさにビックリ。
極端なことを言えば、ただの米粉だと「カス」みたいなものになってしまいます。
次に、作り方です。
- 事前の準備として、ヨーグルトの水気を切ります。1時間ほどでも水気は切れますが、一晩おいた方が、サクサクの仕上がりになります。
- 卵を白身と黄身に分け、別々のボウルに入れます。
- 砂糖30グラムのうち、10グラムを黄身と混ぜます。 泡立て器で混ぜたほうが、手早く混ぜられるので、オススメです。血糖値が上がりにくいらしいので、わが家ではてんさい糖を使います。
- 3.でできたものに、水気を切ったヨーグルトを入れます。だいたい60〜70グラムくらいになっていると思います。 泡立器で、よくすり混ぜます。
- 4.でできたものに、牛乳を2回に分けて入れ、そのつど泡立器で混ぜます。ここでは、牛乳の量が重要になります。栗原はるみレシピのように、50ccも入れてしまっては入れ過ぎです。生地の固さを見ながら、30~35ccくらい入れるのが良いでしょう。上新粉は、小麦粉に比べて水分量が多いためだと思います。牛乳がなければ、水でも良いです。水で作ってみたことがありますが、風味の違いはほとんど感じませんでした。もちろん生クリームでも良いです。よりコクが増します。値段は高くつきますけれど。
- 5.でてきたものに、上新粉とベーキングパウダーを入れます。小麦粉と違って、ふるわなくていいのが素晴らしいですね。私は、ベーキングパウダーは2グラムくらいで十分だと考えています。逆に、5グラムも入れると、食べ終わった後に口の中に違和感を感じてしまいます。(私だけかもしれませんが) かといって、まったく入れないと、ふわふわ感が3割引きになる気がします。
- 砂糖30グラムのうち、20グラムを白身と混ぜます。ハンドミキサーで、ツノが立つまで良く泡立てます。
- 6.のボウルに7.で泡立てた白身を、2,3回に分けて入れます。入れるたびに、ゴムベラで切るようにして、混ぜます。 泡をつぶさないように気をつけながら、混ぜます。 混ぜ方が足りないと、黒く焦げやすくなります。混ぜすぎても、泡がつぶれてふくらまなくなります。要注意です。
- おたまで、生地をすくい、フライパンに静かに落とします。私は、なるべく同じ大きさにするために、1枚あたりおよそ80グラムと重さをはかって焼きます。キツネ色になったら、フライ返しでひっくり返します。
- そこに、小さじ2杯(10cc)程度のお湯を注いで、フタをし、蒸し焼きにします。
両面がキツネ色になったら出来上がりです。蒸し焼きにしないと、どうしても生焼けの部分ができがちです。お湯の量は多すぎるとふやけるし、少なすぎると意味がないです。スマステで見て、蒸し焼きのアイデアを取り入れました。